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飼い主が夕刊を観ていたら なにやら寂しそうだった。
我輩はいつものように飛び付き攻撃やら
ソファーの上のムーンサルトをしようと目配せをするが反応が弱い。
どうやら今晩は自重したほうがよさそうだわい。
 
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原田芳雄さんが亡くなった。
私は彼のことは殆ど知らない。
しかしひとつだけ私が知っていたことがある。 
それは 「火の魚」だ。
昨年の3月頃 なんとなく観たNHK(広島NHK)のドラマだった。
 
「この世には死んでいい魚と、死んじゃいけない魚があって
 金魚は死んじゃいけない魚だと、お前そう思ってんのか?、、
 (金魚を魚拓にして悪いのか!) 」
 
と多分 室生犀星の自身の言葉を出したと思われるシーン、
原田氏の小説家が 尾野真千子演じる編集記者をなじるシーンが
印象的だった。 それ以来 私は好演した尾野真千子に注目して
普通なら見もしない「名前をなくした女神」とういうトレンディー?
ドラマも見た。 ここで気がついた、、尾野真千子はいい役者だ、
しかし 「火の魚」のあの尾野真千子ほどの存在感はなかった。
 
私は漠然と思っていた。 きっと あのときの尾野真千子は
原田氏によって相乗的にオーラを出したのだと。
あの作品の原田氏のオーラは NHK芸術祭大賞を受賞した
(2010年3月頃?) 「火の魚」にしっかりと刻まれていた。
 
俳優とは本当に羨ましい職業である。 
人に感動を与え続ける 数少ない職業なのだから
(どんなに努力しても結局選ばれた人間しかなれないのだろう)
 
「火の魚」の再放送を切望する
 
 
合掌。