昨年公開した記事ですが、誤植直しついでに再掲載します。

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先々月のエントリー「度量を持つ」の続きその1です。(予定ではその3まで)



先日は、「他人の良くないところを責めるばかりではなく、その悪い部分も含めて

受け入れる度量を持つことが大切」というようなことを書きました。


これは特にリーダー的な役割をする人ほど重要ではないかと思います。


私がリーダーの役割を引き受けるときに心がけていることは、

「とにかく下に活躍させる」

ということです。

そして、人を育てるためには大きな度量が必要となってくるのだと思います。

もちろんリーダーではなくても上の立場に立ったら同じことが言えるでしょう。

(上下という言い方はあまり好きではありませんが便宜上だと思ってください)



リーダーは人を活用することが大切なのですが、さらに活躍させることによって伸ばす

ことが本当の意味でのリーダーの役割だと考えています。


特に青少年活動では、いかに若手を登用し、活躍の場を与え、育てることができるか、

ということがその活動の継続・発展の鍵です。



年齢を重ねると、下が育つことで自分の地位が脅かされるのではないか、というような

考えを持つ方も多いようです。

これは自分に伸び代が無くなったことを悟ったからなのでしょうが、それを補うために

周囲に権力を感じさせて諫言もできないようにしてしまうようです。


本来なら下を育てることでは自分の役割が無くなることはなく、新たな役割を担っていく

ことになるはずだと思っています。



ここでは青少年活動などを想定して書いていますが、もちろん仕事でも当てはまる部分が

あると思いますので、ひとつの要素として考えてみるのも良いかもしれません。


また、ここで述べたのは私が目指しているリーダーであるので、もしかすると多くの方が

頭に描くリーダー像とはかけ離れているかもしれませんが。