臆病勇者と囚われの姫君【第2話〜勾引しの星晶獣〜】 エピソード3 | Love 20 world

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【第2話〜勾引しの星晶獣〜】 エピソード3

ルリア「あっ……!ま、また星晶獣の気配が……!近いです……それに今度は消えない……」

スタン「なっ!?せっかくここまで来たってのに……しょうがない……引き返そう」

ビィ「なに言ってんだ!?お嬢様を助けたくねーのかよ!?」

スタン「助けたいに決まってるだろ!でも、相手は星晶獣だぞ!?」

ビィ「へんっ!それがなんだってんだ!相手が星晶獣だろうと戦えばいいじゃねーか!」

スタン「馬鹿言うな!星晶獣ってのは、島1つを滅ぼすような連中だぞ!?そりゃ、グラン達なら、戦えるかもしれないさ……特別な存在だもんな……けど、俺は単なる使用人なんだよ!英雄でもなければ勇者でもない!血筋も家柄もごく普通の一般人なんだ!俺みたいなどこにでもいるガキが、神様みたいな化物と戦うなんて…………ぐえっ!?」

ルリア「とにかく行きましょう!スタンさん!戦うか逃げるかは、会っちゃった時に考えればいいんです!」

スタン「ル、ルリアちゃん……」

ルリア「さぁ、いきましょう!グラン!ここにも魔物は出るんです。立ち止まってるほうが危ないです!」

スタン「わ、わかった!わかったから引っ張らないで…………ぐぇっ!ごほっ……ル、ルリアちゃんの言うことはわかった……だから、ここで引き返したりはしないけど……もし星晶獣に遭遇したら、俺は逃げようと思う……」

ビィ「けっ!お前がお嬢様を助けたいってのは、そんなもんなのか!?」

スタン「助けたいさ!けど……俺は身の程ってのをよくわきまえてるつもりだ……」

ルリア「ま、まぁまぁ!とりあえず星晶獣の姿は見えないし、先に進みましょうよ!」