昨年はまだこうして出かける機会があった。今年は限りなく減ってしまうのを覚悟していたけれど、この週は4日のうちに2回あるとちょっと戸惑う。

 

全国交通安全キャンペーンの1日警察署長ラッシュのおかげなのだが、今一時は余韻を続くような感じを抱きながら、グランツリー武蔵小杉を訪ねてみた。

そして思い至ったことは、もう以前はどうだったであるとか、この先どうなっていくのだろうかということを気にするのは不毛なことだということだった。

 

そんな問いかけを繰り返して答えが出たとしても、空想の世界の産物にすぎない。いずれその時が来ればすべてがはっきりするだけのことだ。

そんな風に思えたら、なんだか身体中に入っていた力が自然と抜けていくような感覚がした。無意識のうちに身構えてしまっていたのかもしれない。

 

過去と未来は気にせず、現在に意識を集中してみる。その瞬間瞬間に見えてくるものが少しずつ答えを運んでくるのだろうと思った。