25年ぶりに新しい用途地域が追加されました![]()
その名も田園住居地域です。
用途地域とは、建築できる建物の種類、用途の制限を定めたルールです。
では、何故、その様なルールが定められたのでしょうか?
それは、用途の異なる建物が無秩序に建てられると、
住宅街に工場が出来たり、学校の隣にゲームセンターが出来たりと
お互い困ることになるので、
用途や使用目的が違う建物が同一地域に混在しない様に
するために定められたのです。
用途地域は、大別すると住居系・商業系・工業系の3つに分かれます。
では、何故新しい用途地域が追加されたのでしょうか![]()
それは、下記の様な理由からです。
都市部では人口増加による土地不足によって、
土地の価格とともに固定資産税も上昇していました。
一部の市街化区域では、土地不足を解消するために、
農地にも高額の固定資産税が課せられたため、
農地から宅地へと変更を余儀なくされました。
バブルの崩壊、土地価格の下落に続き、
生産緑地法が制定されたことによって、
農地を営めば税制上の優遇を受けることができるようになったため、
都市近郊に農地が戻るようになりました。
しかし、この生産緑地法には2022年までという期限が定められているため、
期限が切れる時期には宅地として売却する人が増える危険性があります。
そこで、田畑と市街地の共存を図る目的で田園住居地域が追加されました。
田園住居地域では、住居(マンションを含む)のほか、
学校、診療所、小規模の店舗や飲食店といった
生活に必要な最低限の建築物のみ建築可能で、
大規模な飲食店やスーパー、パチンコ、映画館、ホテル、工場と
いったものは建てられません。
この制限により、田園と低層住居に加え、
最低限の生活に必要な設備が整っているような地域が
出来上がり、目的とする田畑と市街地の共存が図れるのです![]()
