所有者が分からずに放置されて
荒れ果てている建物・土地の問題
(空家問題等)に対応する為に、
住民票等の除票の保存期間延長が
検討されているとのことです![]()
住民票の除票とは、
住民登録があった市町村から、
他の市町村へ引越しをしたり、死亡したときに、
転出届や死亡届が提出されることにより、
住民登録が抹消されます。
その住民登録が抹消された
(消除された、除かれた)住民票のことです。
住民票の除票は、元住所地・死亡時の住所地で
作成されるものです。
次に、戸籍の附票とは、
戸籍に入っている人について、
その人が戸籍に入ってから出るまでの
住所の移り変わりが書かれているものです。
戸籍の附票の除票とは、
住民票の除票と同じような話で、
本籍地を動かしたら、
もともと入っていた戸籍からは除籍となって、
戸籍の附票も戸籍の附票の除票となります。
不動産の所有者を探索・特定する為には、
登記簿を元に
住民票の除票や戸籍の附票の除票の情報を
利用しますが、
当該除票の保存期間が5年であるために
真の土地所有者を探索することが
できないことが多々あります。
これら2つの除票が消除されてしまうと、
例えば土地の登記事項証明書に
所有者の住所が記載されていても、
5年以上前に転居していれば現住所まで
辿り着くことはできません。
また、昔の売買契約書等などの書類に、
本籍地のみの記載があった場合、
やはり5年以上前に転籍していれば現住所を
確認できません。
このような事態が実際に起こっているのが
所有者不明土地問題です。
この解決策として提案されているのが
住民票等の除票の保存期間を現行の
5年から150年へ延長するというものです。
電子化されている現在なら、
書類の保管についても問題なさそう
ですし、
人の寿命も長くても100年程ですので、
150年保管されていれば
十分ではないかと思います。
これにより、少しでも
所有者不明土地問題が減らせれば
いいですね![]()
