盛岡市は、同市紺屋町の中津川沿い

市道にある柳3本のうち1本を伐採をする。

隣接する景観重要建造物 ”ござ九” の

塀や屋根に損傷が生じており

建物を修繕、保全するため。

残る2本は2025、26年度に切る。

 

ーというニュース。

 

驚いたのは

あくまでも建物のためで

老いた柳が倒木の危機ではない

ということ。

 

命を最優先に考えないのか。

 

景観重要樹木 ”柳” 

とは思えないのか市は。

 

 

仕方なく

諦めて

見納めとお別れに。

 

 

ここを入ると大好きな小道。

 

 

 

ご覧の通り

しだれてやわらかく揺れる

涼やかな柳の木あってこその道。

 

 

 

 

 

 

 

そして…

 

 

 

 

今日。

 

 

 

無残。

 

 

 

まだ湿り気が残る切り株を撫でた。

 

 

 

 

以前、元図書館入口にあって

北国らしい趣を醸し出していたが

一気に伐採されたヒマラヤスギしかり、

地味ながら盛岡らしい風景が

また一つ無くなってゆく。

 

 

 

この柳の命も、あとわずか。

 

 

 

こんなことを繰り返す盛岡市には

狂気さえ感じる。

 

 

 

名残惜しむように

写真を撮る人がいた。