秋田・湯沢市の山奥

「川原毛大湯滝」へ。

 

 

すれ違いも厳しい山細道なので

混雑避けて朝イチで。

 

 

上流で湧出する温泉が沢水と合流し

高さ約20mから流れ落ちる

全国でも珍しい「滝の湯」。

 

 

 

「硫黄臭いからいないんじゃね?」

とか言いつつも

怖いので熊よけ鈴を鳴らしつつ。

 

 

 

 

馬鹿者の馬鹿彫りに怒りつつ。

 

 

山道を下って下って…

 

 

 

 

辿り着く絶景。

 

 

日本は広いが

ここぞ最っ高の野天風呂、

間違いない。

 

年に一度、必ず訪れもう十数年?

今年も来れたことに

まずは心から感謝しつつ

食い気味にさっさと脱いで入湯。

 

 

優しく体を包む滝壺湯と

体折れそうになる打たせ湯は

滝神様の飴と鞭。

 

 

 

 

温度も絶妙、ちょうどよかった。

 

 

 

 

じっと見守る気配に気づくと

巨大な表情が。

これは顔、絶対に神様の顔。

 

 

そしてこれも顔。笑

 

 

しばしの至福の後…

別れがたいがさてそろそろ。

 

行きはよいよい帰りはこわい

急坂をあうあうと泣。

 

 

川原毛地蔵菩薩には

そろそろヤバい猫の回復を祈り

 

 

 

日本一周中のアニキにも遭遇。

 

 

これから盛岡へ向かい

わんこそばに初チャレンジと言ってたが

「けけ決して旨いものではないよ…」

という言葉を飲み込んだ。

 

バイクにつけられた沢山のお守り。

旅の無事を私も願う。

 

 

 

ココはほんとに

全国に誇れる素晴らしい場所だが

いつまで無料でいられるか。

 

しかし

道も滝もなかなかにデンジャラス、

安全に整備するには相当なカネかかるし

有料にしたら責任とらねばだし

管理も大変だからこのまま、

と予想しているが。

 

 

一年後また再会の挨拶をした蛇は

意外な速さで藪の中に消えた。