半年ぶり?宮古の実家に帰省。
車で1時間ちょっとなのに
時間が空くほど
母の老い具合、認知具合が怖くなり
足が遠のく。
有り難く心強いのは
泊まってくれてる甥っ子。
話を聞くと
電気料金の支払いを忘れていて
止められる一歩手前だったとか汗、
いろんなことがあるそうだが。
「でも元気だし食欲もあるし
全然いいと思うよ
…テレビの音がうるさいけどね」
笑って話してくれた。
しかし相変わらず
リビングテーブルは一面、母の物置。
ソファは母の寝床。
そんなことはもういい
ここはあなたの部屋、でいいのだが
体が気になって
「ベッドでのびのび寝れば!?」
言うと
「だってテレビがないから」
泣
テレビがなければ生きられないお婆さん。
一日中付けっ放しで
かといって見る訳でもなくうつらうつら、
が習慣になっている。
かかりつけ医院の帰り
「かたやきそばを食べて歩いて来た
疲れた疲れた」と話す、まもなく93歳。
まだ歩く気があることに
心底ホッとする。
心配していた、
すぐ癇癪を起こすような
暴走老人にはならずに済んでいる。
おしゃれだった親父が名付けた
毛人と書いてケットと読む猫も高齢だが
引き続き頼むよ。
いつも近所の人に採られてしまう
裏庭の梅を収穫して帰宅。








