実家に泊まったひんやり朝、
久々に近所散歩へ。
歩道橋から。
ココは一面泥に覆われていた3.11
今もその惨状を思い出せる。
こんなモノを残し
市役所はさっさと安全な場所へ移転新築。
市役所があった場所に作られた
「うみどり公園」とやらへ初めて。
つくづくしょぼいネーミング。
前後左右に動くのなら
ちょっと楽しそうな円盤ブランコ。
遊具がいろいろ置いてあるが
地面は全てコンクリートで
それがずっと気になっていた。
危なくないのか子どもたち。
土か芝生にすべきではないのか。
墓標か?と思ったら
ありがちな津波のモニュメント。
せめて神々しく撮ってみた。
穏やかな港、私の原風景。
で
いつになったら完成するんだ大防潮堤。
昔々、この岸壁に沿って
港と駅を結ぶ引き込み線があり
列車が通っていたのです。
今はセイタカアワダチソウが揺れるだけ。
津波にのまれ
更地だらけだった実家周辺にも
ぽつぽつと建築の気配。
記憶の風化とは
過去がなくなることではない。
新しいものが現れることなのだ。









