こんばんは
本日は 選挙で 雑用もなくヒマでした。
（いつもヒマだろ？ってツッコミはご容赦ください・・・）
最近、高齢者の入居相談が増えてきました。
そりゃ、子供の数より高齢者の方が多いのですから
あたりまえですよね。
一般の不動産屋では年齢制限といいますか入居審査の目安があります。
無職はNG とか 年金収入があればOK とか様々です。
年齢ではおおよそ６５歳を目安に入居制限がかかることが多いです。
この６５才って誰が決めたわけでもないんですが年金支給開始年齢って
ことでしょう。
ここ最近で７０代の入居相談がありましたが当のご本人はいたって元気で
年寄扱いされると ちょっと不機嫌 です。
おばあちゃん とか お年寄 なんて言った日にゃ・・・
まだまだ若い者には負けんって感じなんです。
そもそも現在運営している物件でも長期入居者さんだったりすると
３０年だとか４０年だとか居住して頂いている方もいらっしゃるわけですし
高齢を理由に断るのはどうかなと思ったりしますね。
受け入れる体制さえ整えば家主さんとすればメリットはあると思います。
（もちろん断らないといけないこともあるわけで・・・）
＝高齢者受け入れ時の注意点＝
１ 賃料の支払い能力 （通常通り）
年金などの場合は２か月に一回なのでそれに合わせて２か月分をお支払い頂く。
２ 連帯保証人の有無 （通常通り）
３ 緊急時の身元引受人
２・３はかなり重要です。
何かあった時にすぐに駆けつけてくれる方がいるかどうか？
４ かかりつけの病院・デイケアサービスなど
馴染みのヘルパーさんの連絡先があるとベスト
５ 緊急事態の時にどのような対応を望むかのヒアリング
６ 周辺の協力者の存在 （近隣住民・郵便局・ガス会社・新聞屋さんなど）
７ 賃貸借契約書など （高齢者用）
８ 死亡時の取り決め （残存物の処分など）
＝入居後の対応＝
１ ときおり訪ねて安否確認を実施。
病気がちな時は頻度を増やす。
２ 入居者の生活スタイルの把握。
よく行くお店や趣味など。
３ 話し相手になって家族のことを聞いておく。
家賃支払い時に行うことが多い。
子供や孫の話だと打ち解けやすい。
もっとあると思いますがこれくらいは最低限やっておきたいところです。
新規で高齢者を入居させることがなくても既存の入居者さんが高齢化する
わけですから将来に備えて検討しておいたほうが良いですよ。
もちろん若干のリスクはあるわけですから
◎ 適正な賃料設定
◎ 緊急時の対応 （人道的措置）
◎ 死亡時の対応 （解約手続きを迅速に）
などの対応策を検討しなくてはいけませんよ。
★孤独死に関する家主の保険が最近ちらほら出てきました。