ヴィヨンの妻 | 映画を観よう

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ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~ [DVD]/松たか子,浅野忠信,室井滋
¥4,935
Amazon.co.jp


2009年 日本

松たか子、浅野忠信、室井滋、伊武雅刀、、広末涼子、妻夫木聡、堤真一、光石研、山本未來、鈴木卓爾、小林麻子、信太昌之、新井浩文、榎本陸、有福正志、山崎一、宇野祥平、中沢青六、水上竜士、中村まこと、田村泰二郎、鈴木晋介、大森立嗣、眞島秀和、芹沢礼多、笠松伴助、宮地雅子、奥田恵梨華、森山智弥子

監督:根岸吉太郎 『サイドカーに犬』

脚本:田中陽造 『最後の忠臣蔵』

原作:太宰治 『ヴィヨンの妻』

【ストーリー】

戦後間もない混乱期の東京。小説家の大谷は才能に恵まれながらも、私生活では酒を飲み歩き、借金を重ね、おまけに浮気を繰り返す自堕落な男。放蕩を尽くしては健気な妻・佐知を困らせてばかりの日々。ある日、行きつけの飲み屋“椿屋”から大金を奪って逃げ出してしまった大谷。あやうく警察沙汰になりかけるが、佐知が働いて借金を返すことでどうにか収まる。こうして椿屋で働くようになった佐知だったが、その評判はすぐに広まり佐知目当ての客で賑わい出す。そんな佐知の前に、彼女を慕う真面目な青年・岡田や昔佐知が想いを寄せていた弁護士・辻が現われ、にわかに心揺らめく佐知だった。いっぽう大谷は、そんな佐知の姿に嫉妬を募らせ、ついに馴染みのバーの女・秋子と姿を消してしまい…。(allcinemaより)



松たか子 素敵です!


太宰治原作の「ヴィヨンの妻」に

かなり忠実に描かれていると思います

戦後間もない昭和の時代


決して悪くはないんですが・・・

どこかなんとなく違和感を感じてしまいました

なにが?どこが??問われると

ハッキリと言うことはできないのだけど


しいて言えば・・やはり大谷でしょうか・・


いまやハリウッド進出も果たし

有名な役者さんになった浅野忠信さんですが

彼の持つワイルドな部分が抜け切れてないというか

ちょっと違う感じがするのです


原作の大谷はもう少しストイックな感じというか

ダメダメな男なんだけど

守ってあげたくなるような

どうしようもない魅力があるような気がしました


個人的な意見ですが・・

井浦新(ARATA改め)さんがいいと思いました

彼も浅野さんと同じ匂いがしますが

もっとストイックな感じですね



とはいえ・・


けなげともしたたかとも取れるような

見事な佐知を演じた松たか子さん

素敵ですね~~~


この方、品のよさが滲み出ますが

それでいて内に秘めた情熱のようなものもある


ボロは着てても心は錦!(古いねぇ~)と言うかんじで

ダメな夫の全てを包み込んでしまう

強さとおおらかさがありました





久しぶりに原作を引っ張り出して読んでみました♪









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