コードギアス 反逆のルルーシュⅢ 皇道（２０１８年）
【鑑賞日：2018年5月29日】
109シネマズのシネマポイントカードデイ（鑑賞料金が1300円になる！）だったので、先週から始まっている「コードギアス 反逆のルルーシュⅢ 皇道」を見に辻堂まで遠征…せっかく電車賃を使ってるので2本くらいハシゴしたいところですが、夕方から地元のシネプレックスで試写会があるので、1本だけ見て、帰ってきた。昨年の10月に1作目、今年の2月に2作目を見ている…テレビアニメ「コードギアス 反逆のルルーシュ」および続編の「コードギアス 反逆のルルーシュR2」を再構築した総集編映画の3作目にして、堂々の完結編、ようやくラストまできたぜ！
戦場は再びエリア11へ…黒の騎士団とブリタニアの最強部隊ナイトオブラウンズの戦いが始まろうとしていた。その頃、極秘裏にスザクとコンタクトをとろうとしていたルルーシュ…妹のナナリーを助け出したい一心で、激しく意見をぶつけ合うが、最終的にはお互いに歩み寄ろうとしていた。その矢先に、スザクの行動を監視していたシュナイゼルの配下が現れた！スザクに裏切られたと勘違いしたルルーシュはナナリーの奪還を目的としたエリア11への攻撃を開始！救出されたカレンが聖天八極式で加勢に加わるなど、戦闘は激しさを増していく…。
今回は「コードギアス 反逆のルルーシュR2」の第17話あたりから最終回までのエピソードをまとめたもの。元ネタのテレビシリーズをちゃんと見てないので、映画独自の展開があるのかどうかは不明、気になる方はWikipediaとかで調べてください…聞くところによると、派生作品や今後の新作とつじつまが合うように、今回の映画3部作は色々と変更が加えられてるそうです。テレビは最初の頃のエピソードをちょろっと見ただけだったので、既に劇場1作目の後半あたりからオイラにとっては未知の領域でして…最終的にどんな結末になるのか楽しみだった。
なんだけど、くっついたり、裏切ったりの連続で…2作目の途中から、どの勢力とどの勢力が戦ってるのか、ちょっとこんがらがってくるんだけど、とりあえず、この完結編に関しては…ルルーシュが何をしているのかって部分だけ追いかければ、あとは、前は仲間だったこの人と敵対関係にあるのねとか、逆に敵だったけど今は仲間なのねとか…そこだけ押さえておけば、なんとか物語にはついていけるかなと。結局、ブリタニアの皇帝シャルルも…エヴァの碇司令みたいで、みんな巻き込んでおいて、目的はそれかよっていうはた迷惑なおっさんだったなとか…。
やっとこ争いが終わったのかなと思ったら…力を持った奴が独裁者になりたがって、再び戦いが勃発するという…「逆襲のシャア」みたいな話になって、シュナイゼルはシャアポジションだなと勝手に解釈…ちょうど頭も金髪だったし。でもって、ルルーシュは自分でも言ってた嘘つき野郎、スケールのでかいペテン師だった…妹萌えの（笑）っていうお話でしたね。誰と誰が戦ってるんじゃいという、勢力図とかが頭の中で思い描けないまま、物語がどんどん進んでっちゃう時はどうなることかと思ったけど…結末を知らなかったので、最後は、色々と楽しめた。
劇場2作目のユフィ（ユーフェミア）の悲劇と同じくらいの驚きはあったかなと。でも…やっぱり中盤の戦闘シーンとかは、知らないキャラがいっぱい出てきて、こっちが“誰だお前？”と思ってるうちに、一言セリフをしゃべって直ぐにやられて散っていくというのが目立ってたなぁ～。きっと、テレビシリーズとかではもうちょっと活躍してたんだろうなぁ。ごめんね、どうしても40過ぎたオッサンだと、ガンダムまたはエヴァと比べちゃうんだけどさ（笑）最後の空中浮遊都市の攻防あたりは…「Ｖガンダム」のエンジェル・ハイロゥ戦をちょっと思い出したかな？
そうそう基本的な事を聞くけどさ…今回、ああいうラストになったけど、スピンオフの「亡国のアキト」に出てきた、「Ｚガンダム」のカミーユ・ビタンみたいに“いっちゃってる”ルルーシュと、どう繋がってるの？あれは、時系列的にどこにハマる物語なんだ？それとも、あっちには繋がらない結末なんですかね？（映画の新訳ＺがＺＺに繋がらないように）よくわからない。最後は“復活”を予言させるメセージも挿入され…ネットで“ギアス 復活”などと検索をかけると、監督が続編を公言してたり、テレビの新シリーズを予想するファンの声なんかもたくさん見つかる。
単発の映画として…“まとまりの良さ”は最初の1作目が一番出来が良かったかなと思いつつ、説明不足も無きにしも非ずだが、1～3を通しでちゃんと見れば、全体の物語もけっこう面白かった。そこは谷口悟朗監督と、脚本の大河内一楼という黄金コンビならではって感じでしたね。テレビになるのか、映画やＯＶＡになるのかは知らんけど“復活のルルーシュ”待ってます。ところで、話は変わるんだけどさ、映画を見終わって、家に帰ってきたら、講談社から予定外の“ゆうメール”が届いていた。なんじゃらほいって思って、さっそく開封してみたら…。
あらびっくり…中から「メガロボクス 宿命の双拳」のコミックが出てきた。どうやら講談社のメルマガで応募しておいた懸賞に当たったようです。今月は、いろいろとネット懸賞に当たりまくってるけど…漫画本1冊でも嬉しいもんです。このコミックは…「あしたのジョー」がなぜかＳＦ設定を加味して復活した話題のアニメ「メガロボクス」のコミカライズなんだけど、アニメ版の濃いキャラデザと違って、だいぶこざっぱりした印象の作画ですね。これはこれで面白そうである。とりあえず講談社さんありがとうございます…ぜひ皆さんも「メガロボクス」見て、読んでください！
監督：谷口悟朗
出演：福山潤 櫻井孝宏 ゆかな 名塚佳織 小清水亜美 かないみか 緑川光 中田譲治 若本規夫
【2作目がまもなくＢＤ発売！】
Blu-ray コードギアス 反逆のルルーシュII 叛道
