ロボコップ(2014年) | 勝手に映画紹介!?

ロボコップ(2014年)

 
ロボコップ


【鑑賞日:2014年3月20日】

「ロボコップ」を近所のシネコンで鑑賞してきた…チケット売り場はやたら混んでたけど、ほとんどは本日初日の「LIFE!」のお客さんで、「ロボコップ」はガラガラだった。昨年末に、自宅ポストに投函されていた割引券もこれで全部使い切る。3月末が有効期限だったので…これ以上持っててもしょうがないしな。昼間でもレイトショーと同じ1200円で見れるというので随分、重宝した。ちなみに4月1日以降は、やっぱり増税の影響で、オイラの通ってるシネコンも一般料金1800円、レイトショー料金1300円と、現在の料金よりも100円値上げになる模様。

2028年…巨大企業オムニコープは、ロボット・テクノロジーで世界を牛耳り、率先して軍事利用もされていたのだが、アメリカ国内では法律に阻まれ、導入ができない状態だった。そこで社長のセラーズは、ロボットと人間を融合させることを思いつくのだが…。一方、デトロイト市警のアレックス・マーフィーは証拠品の銃を、警察署内部の人間が犯罪組織に横流ししているという事実を掴み、捜査を進めていたのだが…犯人一味が車に仕掛けた爆弾で瀕死の重傷を負ってしまう。マーフィーに目をつけたオムニ社は、彼をロボコップに改造しようとする。

説明不要、ポール・バーホーベン監督の傑作「ロボコップ」1作目を…リメイク、リブートした本作。予告なんかを見た印象だと…ロボコップのビジュアルがスマートすぎないか?って思ったんだけれども…改造されて、動き出すまでの様子なんかをちゃんと見ていると…思いのほか違和感はなかったかな?オリジナルと違って黒いボディ(映画秘宝情報だと、TVドラマ版に黒いロボコップが出てくるらしい)なのが、よりシャープでスマートな印象を与えていたんだけれども、最初はちゃんとシルバーのボディだったのも、違和感回避に繋がったのかも?

何故黒いボディになったのかは…劇中で語られる説明を見聞きして、ぜひ笑ってください。社長の鶴の一声ってヤツです。基本ストーリーは、熱血漢ある警官が死にかかって、ロボット刑事として復活するというのを踏襲してるんですけど…ロボコップ、マーフィー本人や家族の苦悩などがより深く掘り下げられており、ドラマ度は増している。さらに…オリジナルでは警察が民間企業に買収されてるなんていう細かい設定、世界観が斬新だったわけだけど…今回の作品では、これからそういう世界になっていくんだろうなって解釈できるところが面白いわけです。

ロボコップの前に立ちふさがる、あの二足歩行メカのED-209もパワーアップして登場している。ジャンクハンター吉田さんの情報によると、当初はもっとオリジナルのストップモーションアニメのようなカクカクした動きをしていたそうなんだが…充分にダサかっこいい動きをしてたと、オイラは思ったけどなぁ?ロボコップの相棒が女性警官のアン・ルイスではなく、黒人のブラザーに変更されてしまったが、しっかりと姓はルイスだったので、良かったです。もし、続編ができたら、やっぱりロボコップが空を飛んだりしちゃうのだろうか?それだけはやめてほしいな。


監督:ジョゼ・パヂーリャ
出演:ジョエル・キナマン ゲイリー・オールドマン マイケル・キートン アビー・コーニッシュ


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