アイアンマン3(2013年) | 勝手に映画紹介!?

アイアンマン3(2013年)

 

勝手に映画紹介!?-アイアンマン3


【鑑賞日:2013年4月30日】

珍しく二日連ちゃんでシネコンのレイトショーへ…「アイアンマン3」を見てきた。言わずと知れたアメコミ映画、「アイアンマン」シリーズの第3作目、間にマーベル作品大集合な「アベンジャーズ」もあり、あの騒動後を描いたストーリーになっている。あからさまに他のヒーローが登場したりはしないが、過去のシリーズをおさらいする時は「アイアンマン」2作品と共に、「アベンジャーズ」も見直しておいた方が本作はより楽しめるだろう。3D版も同時公開という事だが、近所のシネコンは2D字幕版のみの上映…どうせ3Dやってもいつも吹替えばっかだし。

アベンジャーズの活躍により、人類滅亡の危機は去ったが…このことでトニー・スタークを取り巻く環境にも変化が訪れていた。合衆国は、未曽有の事態にヒーローという個人に頼る事を危惧、またスターク本人は、これからも強大な敵が現れるのではないかと、新型のアイアンマンスーツの開発に憑りつかれていた!そんな時、マンダリンと名乗るテロリストによる卑劣なテロ事件が続発、スターク社の警備主任ハピーも事件に巻き込まれ瀕死の重傷を負う!スタークはマスコミの前で怒りをあらわにし、マンダリンに対し宣戦布告を宣言するが…。

物語はスタークの独白からスタート、今回の騒動の発端となる、過去のエピソードが紐解かれ、元カノ(一夜を共にしただけなんだけど)とか出てきちゃう。続いて、話が現代に移ると…「アベンジャーズ」後の世界観でストーリーは進んでいく。スタークは、「アベンジャーズ」の最後で死にかかったのがだいぶ堪えている様で、精神的に参っていて、新型スーツの開発に躍起になっている。今回のポイントはスーツの遠隔操作、こっちに来いってスタークが念じれば(命令すれば)、「聖闘士星矢」のクロス装着シーンのように、ガシャンガシャンと自動的にフィット!

他にも遠隔操作のバリエーションがいっぱいあり…この新機能を使った(頼り切った)見せ場がいっぱい用意されている。なんだけれども、どちらかというとスーツを装着していない生スタークの活躍の方が多かったりするのも特色の一つか?スーツがなきゃ、ただのおっさんのはずなんだけれども…頭の回転も速いし、手先も起用なんで、見事に事態を改善していく!ついでに、前作でスーツを着用して大暴れしたローディも、すっかりヒーロー役が板についてきたんだけれども、こちらもある事情でスーツを脱がされる事態となり大ピンチだ!

まぁ、宇宙からの侵略に対して、異世界のヒーローと一緒に戦った「アベンジャーズ」の“その後”なわけですから…開き直って、今まで以上に何でもアリな部分もあるわけですよ。今回の敵なんて、「X-MEN」とか「スパイダーマン」に出てきそうな敵だったよね。黒幕を演じるガイ・ピアースはオタクな風貌で登場したと思ったら、次に出てきたときはイケメンキャラに大変身し、最後はマッチョな裸体まで披露していた。ただ、ガイ・ピアースよりも、テロリスト“マンダリン”を演じたベン・キングスレーの方が食わせ物。ガンジーを演じた人がねぇ、アレだもん(笑)

「アイアンマン2」では、ヒロインの座をスカーレット・ヨハンソンに奪われてしまった感が強いグウィネス・パルトロウだったが、小娘になんか負けてらんないわよと…レギュラーの意地で名誉挽回!今回のグウィネスさん、お飾りの萌えキャラに甘んじてるだけではなく、めちゃめちゃかっこよく大活躍…ってか、ヒロインの座どころか、主役も脅かすほどの存在感を発揮してくれます!残念だったのは、例の元カノとの絡みが思いのほか少なかったところ…初対面でバチバチっと火花を散らしかけたんだけれども、ガチな直接対決はなかったよ。

“アイアンマン”の活躍が少ないじゃんという観客の不満を見透かしていたかのごとく、クライマックスで満を持して、いよいよ“アイアンマン”の大暴れが始まる!既に予告編なんかでも流れていたけれども…複数のアイアンマンが一斉に登場!その数を見て、思わず…オイオイってな感じ(笑)いや~、バリエーションが豊富で、フィギュア作ってるおもちゃ会社が儲かりそうだなぁ。そんな大人の事情も見え隠れしつつ…「アイアンマン2」のラストに負けない(まぁ、「アベンジャーズ」には負けるな)、ド派手なアクションの開幕!単純に面白かったです。


監督:シェーン・ブラック
出演:ロバート・ダウニー・Jr グウィネス・パルトロウ ドン・チードル ガイ・ピアース レベッカ・ホール


【3を見る前にこちらでおさらい】
Blu-ray アイアンマン2
Blu-ray アベンジャーズ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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