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2007年01月31日

ローズ・イン・タイドランド(2005年)

テーマ:洋画

2007年1月26日発売、レンタル開始の新作DVD「ローズ・イン・タイドランド 」を鑑賞した。 「ブラザ-ズ・グリム」のテリー・ギリアム監督最新作で、ギリアム版の「不思議の国のアリス」と呼ばれている。

元ロックスターで、ヘロイン中毒の父親と、自分勝手で我侭な母親と暮らす空想好きのジェライザ=ローズ…母が急死して、今は亡き父方の祖母の家で暮らすことになったのだが、ついた場所は、見渡す限りの草原の中に、ポツンと建つ一軒のオンボロ家屋だった。さらに、着いた早々に父親はいつものようにヘロインを打って、どこか遠い世界へ旅立ってしまったので…一人取り残されてしまった。ローズにとっての友達は、古いバービー人形のクビだけ。持ち前の想像力で、なんとか一人で行きぬいていかねばならない…。

少ない登場人物…映画の3分の一くらいは、女の子の一人芝居に近い妄想で、話が進んでいくんだけど…子役の女の子の芸達者ぶりと、ギリアムらしいシュールでブラックな映像が相俟ってけっこう見れてしまう。人形のクビっていうのが、あんなにもおどろおどろしく見えるとは…。

基本的にはギリアム監督の「ラスベガスをやっつけろ」をジュニア風にしたって印象かな?大人の場合は薬の力を使わないと現実から逃避、トリップできないけど…子供はそういうものを想像力で補ってしまう。母親に続き、ヘロインの打ちすぎで父親もあっ気なく天に召されてしまうというのが、なかなかブラックだよね。

本当に童話に出てくる魔女のような存在感だった、ジャネット・マクティアが出てきたあたりから、さらにお話もビジュアルもダークな方向へ。あとリュック・ベッソンの「レオン」を彷彿とさせるような、ロリコンチックな展開ながら、ローズの女の色気に思わずドキリとさせられる。ラストは、一見…後味の悪さを感じるんだけど、その反面、何故かホッとさせられるという…なんともいえない結末。

ローズの妄想が作り出すシュールなビジュアルも良かったし、「ブラザーズ・グリム」より、ギリアムらしさが感じられて面白い。

監督:テリー・ギリアム
出演:ジョデル・フェルランド ジェフ・ブリッジス ジェニファー・ティリー ジャネット・マクティア

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2007年01月29日

MAXX!!! マックス!!! 鳥人死闘篇(2004年)

テーマ:洋画

2007年1月12日発売、レンタル開始の新作DVD「マックス!!!鳥人死闘篇 」を鑑賞した。リュック・ベッソン脚本の「YAMAKASI」で一躍有名になった、YAMAKASIのメンバーが再登場。日本人ヤクザ&チャイニーズマフィアと三つ巴、四つ巴の戦いを繰り広げるバトルシーンは迫力はあるのだが…。

メンバーの一人が、タイのバンコクでスポーツジムを始めたので、メンバー揃って現地入りしたYAMAKASI(本編の中じゃ、YAMAKASIって名乗っていなかったような気がするけど)のメンバーだったが、キエンとツという兄妹が率いるストリートギャングに目をつけられてしまった!一方、キエンたちは、生き延びるために日本人ヤクザ、キタノの小間使いのような仕事をこなしているのだが、妹のツは、それをあまりよく思っていない。そしてヤクザのキタノも…この地を牛耳るチャイニーズマフィアの力を手に入れようと、裏で色々と画策していた…。

「YAMAKASI」以上に本格的なアクション映画にはなっています。ただ、一見、リュック・ベッソン脚本の映画よりは頭が良さそうにみえるんだけれども、アクションに、ファンタジーに、ヤクザ映画…あれも、これもやりたいと、手広く広げすぎちゃったのが原因か、最終決戦あたりになると、物語はもう支離滅裂。似たような無敵キャラクターがいっぱい出てくるので、ひとりひとりにあまり感情移入できないしね、アクションが凄いのに、なんだかイマイチ、ノレないのよこれが。

昨日鑑賞した「マスター・オブ・サンダー」みたいにさ、コミカルなギャグ映画だと割り切れれば、中身の薄いアホな展開でも許せるんだけど、真面目に見せようと張り切ってるからこそ、なんだか白けちゃうんだよね~。日本のヤクザ映画を見よう見まねで取り入れて、ちゃんと日本語のセリフも喋ってるんだけど、どこかトンチンカン。

YAMAKASIとストリートギャングの縄張り争いがあって、ヤクザとチャイニーズマフィアの争いがある。で、ストリート・ギャングがヤクザとつるんでいたから、YAMAKASIも抗争の真っ只中に放り込まれちゃうんだけどさ…最初こそ、反戦的な意見を述べたりしてるYAMAKASIのメンバーがさ、結局、好戦的な人間だったっていうのが納得いかないんだよなぁ。

ストリートギャングと最終的には仲良くなるというのはいいとしても、ヤクザとチャイニーズマフィアがドンパチ始めちゃったところで、「逃げる?」と仲間の一人が訊ねると、リーダー格のヤツが「戦う!」っていって、抗争のど真ん中に突っ込んで行っちゃうのが、頭悪すぎる。もう、あそこはアクションを見せるためだけの展開だよね。話の流れ的には、お得意の超人的な身体能力を生かして…その抗争から、逃げ延びるって展開の方が、見ている方としては納得がいくと思うんだけどなぁ~?

まぁ、アクションシーンは迫力あるので、話にツッコミ入れながら楽しんでください。

監督:ジュリアン・セリ
出演: チョウ・ベル・ディン ロラン・ピエモンテージ シャルル・ペリエール ギレン・ヌグバ=ボイェケ 

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2007年01月28日

マスター・オブ・サンダー 決戦!!封魔龍虎伝(2006年)

テーマ:邦画


2007年1月26日発売、レンタル開始の新作DVD「マスター・オブ・サンダー 決戦!!封魔龍虎伝 」を鑑賞した。日本が誇るアクションスターの2大巨頭といっても過言ではない、千葉真一&倉田保昭の本格ファーストバトルというのが話題になった和製アクション映画。その他にも特撮ドラマ系のヒーロー、ヒロインでキャストが固められており、監督は香港を拠点に、最近は日本での活躍も目立ってきているスタントマン出身の谷垣健治監督なので期待していた1本。

黄泉と現世を自分の手に治めようとする怨霊・小野篁…かつて三徳と源流という二人の和尚の手によって封印されたのだが、再び力を取り戻し暴れ始めた!封印を行うため、三徳の弟子、イサムが仲間と共に、篁討伐に向かうが、篁が操る悪鬼が姿を現し、これを玉砕。イサムも大怪我を負ってしまった…。イサムの兄弟弟子であるアユミは、三徳から篁を封印するための唯一の方法を聞き出し…そのために必要な仲間を集めることになったのだが…。

松村雄基扮する、宿敵・小野篁と、若かりし頃の和尚2人の因縁対決からはじまり、オープニングクレジットを兼ねた、「トム・ヤム・クン!」のトニー・ジャーを彷彿とさせる悪鬼大暴れの長まわしワンカット撮りの壮絶アクションに圧倒される。ちょっと早回ししてあるんだと思うけど、物凄いスピードで、悪鬼が三徳の弟子をなぎ倒していくシーンはとにかく爽快…吉川晃司や大槻ケンヂが参加しているという音楽も、作品全体のアクションシーンを盛り上げている。

クライマックスで実現する、千葉VS倉田は、「ツインズ・エフェクトⅡ」でいう、ジャッキー・チェンVSドニー・イェンみたいなもんですね。年齢を感じさせない、ベテラン二人の本格的な殺陣に、若手たちの演技は、すっかり前座扱いになってしまうほどの、感動を味わいました。谷垣さんなんで、アクション映画ファンが何を望んでいるかは充分承知なようですよね(笑)

ただ、本編の方は…メイド喫茶にガンダムネタ…アキバ系まで網羅したなかなかオフビートなコメディなんだなぁ、コレが。仲間探しの部分とか、敵の本陣に殴りこみをかけるところとか、まったく整合性とか無視しまくってますから(笑)作品のテンポ重視なんでしょうね、細かい事は気にしないで見ましょう。女の子が、みんなタイプが違って、それぞれ可愛いので何でも許しちゃえます(爆)

監督:谷垣健治
出演:木下あゆ美 芳賀優里亜 椿隆之 永田杏奈 小松彩夏 松村雄基 千葉真一 倉田保昭

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2007年01月27日

ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟(2006年)

テーマ:邦画

2007年1月26日発売、レンタル開始の新作DVD「ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟 」を鑑賞した。旧作のファンにとって、新しいウルトラマンが出てくる度に顔をしかめてしまい、あまり興味はなかったんだけど…前作のマックスあたりを見ると、けっこう面白いエピソードもあったりしたので、考えが変わってきた。ただ…今、TVで放送しているメビウスは、第1話は見たんだけど…それ以降、エアチェックを忘れちゃって見るのをやめてしまったんだよね。何やら、旧シリーズともいっぱいリンクしてるらしくて、子供よりも親の方が夢中になっているらしい(笑)で、とりあえず劇場版に手を出してみました!

20年前…ウルトラマン、セブン、ジャック、エースのウルトラ兄弟は、ヤプールが生み出した究極超獣Uキラーザウルスを死闘の末、地球に封印。力を使い果たした兄弟たちは、ウルトラマンであることを捨て、封印を見守りながら人間として暮らしていた…。時は流れて現代…新しく地球にやってきたウルトラマンメビウス。地球ではヒビノ・ミライと名乗って防衛組織GUYSに所属している。ミライは神戸沖での異変を察知し調査にやって来たのだが、その海こそかつてウルトラ兄弟がUキラーザウルスを封印した場所だったのだ。 地球征服を企む宇宙人連合がそれを利用してある陰謀を進めていた…。

冒頭からヤプールが出てきて、兄弟がズラリと揃ったバトルシーンに、とにかく釘付け!?特撮シーンに、着ぐるみや模型だけではなく…CGアニメも頻繁に使われているのが、アナクロなオールドファンとしては複雑な心境でもあるんだけど(ほとんどアニメを見ているよう)…最近はおなじみになっちゃった板野一郎のCG演出、ウルトラマンで「マクロス」彷彿とさせる板野サーカスが拝めると割り切っちゃえば、5.1chの迫力サラウンドと相俟って…けっこうカッコよく見えちゃうもんです。タイトルバックとか、旧作へのオマージュもしっかりとこもっていて、思わず拍手してしまった。

少年とミライ隊員(メビウス)との交流の様子など…ベタなところは、しっかりとお子様向けなんだけど…黒部進、森次晃嗣、団時朗、高峰圭二といった歴代ウルトラ俳優による芝居が始まると、黙ってみてられません。詳しい事情は知らないけど、純粋に篠田三郎がここにいてくれたら、なお良かったのにと…(レオ以降は興味ないし)。

ヤプールの存在、ウルトラ兄弟がピンチになり、磔にされたような格好になるなど…「ウルトラマンエース」の二話続きのエピソード、「死刑!ウルトラ5兄弟」「銀河に散った5つの星」(またはヒッポリト星人が出たきた「全滅ウルトラ5兄弟」とか?)を彷彿とさせるようなダーク話が展開されるなど、中盤以降はグっと盛り上がっていく。

BGMとして使われている、懐かしい主題歌たちのインストゥルメンタルを聴きながら、自然と歌詞を口ずさんでるから…きっと傍からみたら、さぞ怪しげな人に見られるだろうが…自宅で一人で見ているので、その点は安心だ。映画舘で見てたら、きっとちびっこ達と同化してしまっただろう(爆)エンディングテーマを氷川きよしが歌っていた(本編にも出てた)…これをNHKの紅白で唄ってくれれば良かったのにね(そういえば鳥羽一郎が“兄弟舟”唄ったときに応援にウルトラ兄弟が来てたね)。

子供の頃は、「ウルトラマンエース」なんか邪道だよと思っていたのに、“超獣”や“ヤプール”といった懐かしい単語に思わずビビっとくるものがあるから不思議だよね(他にも見知った宇宙人ばかりだし)。初代からジャックまでは…俳優さんとして、いまだにカッコよく見えるが(オイラはやっぱダンが好き!) 、北斗星司役の高峰圭二は、うーん、普通に中年のおっちゃんやね(爆)気張りすぎて、相変わらず演技くさいし。でも、昔ほど嫌いじゃないんだね…なんか、あのダサいところも含めて「ウルトラマンエース」に愛着を感じます。

主役の俳優も豪華だし、今までのシリーズに出ていた人たちの友情出演なんかもあって、遊び心も満点だが…何気に、宇宙人や人間にならないウルトラ兄弟たちの声を演じていた、声優さんたちもメチャクチャ豪華なんだよね。ゾフィーの田中秀幸、タロウの石丸博也、ヤプールの玄田哲章…何星人だか忘れたけど、青野武や中尾隆聖(おお、バイキンマン!?)まで。これだけでも、オタク心を忘れない、オヤジ世代は、超燃え燃えだろうよ(笑)

これは本当に面白かったですね。今度はDVDでTVシリーズにも手を出してみようかななんて、思いますもん。


監督:小中和哉
出演:五十嵐隼士 黒部進 森次晃嗣 団時朗 高峰圭二 いとうあいこ 田中碧海 田中実 風見しんご 

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2007年01月27日

ディパーテッド(2006年)

テーマ:07年01~12月の劇場鑑賞映画


ディパーテッド

【鑑賞日:2007年1月26日】

香港映画の傑作「インファナル・アフェア」をハリウッドリメイクした、話題の「ディパーテッド」を昨晩、レイトショーで鑑賞してきた。たしかにさ、香港スターも年齢を感じさせない若々しさが魅力的だが…ディカプーにマット・デイモン、ついでにマーク・ウォールバーグと、揃いも揃って童顔俳優が演じているのが、気になるよね…批判的な映画レビューには、必ずここが指摘されてるし(笑)不安材料のひとつ。

マサチューセッツ州ボストン…ここに君臨する犯罪組織のボスのフランク・コステロを叩き潰すため、警察は密かに潜入捜査官を送り込んだ。警察学校を卒業したばかりで、身寄りがいない少ない新人のビリーだ。一方、コステロを倒すための特捜班に配属された、同じく新人警官コリンだったが…実は幼い頃からコステロに面倒を見てもらい、彼の助言で警察官になっていたのだ。コリンはコステロ逮捕に向けての捜査を続ける一方で、情報を洩らしていた…。

いかにもハリウッド映画、スコセッシ映画って感じな作品になりましたね。出来の良し悪しは横にひとまず置いておいて、随所にアレンジがいっぱい施されているので、元ネタを見た後で…基本ストーリーを抑えていても、それなりに面白くは見れる。物語の構成や人物相関図がオリジナルほど入り組んでないし、説明的な演出も多いので、物語の追っかけやすさはあると思うし、バイオレンスと下品さがかなりパワーアップしており、ニコルソンの余裕の怪演や、意外と奮闘したマーク・ウォールバーグなど評価できる部分も多々ある。

ただ、ツッコミどころもいっぱいというか(笑)…オリジナルの重厚さは微塵にも感じられない。劇中の人物たちが死んでいく場面なんかで、映画舘の座席の肘掛をグっと力をこめて握ってしまうようなオリジナルの緊迫感とは違って、事あるごとに、手を叩いて爆笑したくなるんだよね…ここが、なんだか大きな違い。ほとんどのキャラクターの末路を知っているので、声を出さずに心の中で“死ぬぞ、死ぬぞ”と連呼する…スプラッターホラーで殺人鬼が出てくるときと同じような心境で見てしまう(笑)

主役2人は、既に色々なところで、色々な人が書いてる通りで、アンディ&トニーには遠く及ばずというのが一目瞭然。なんかさ、顔をクシャクシャにして必至な形相を演じているディカプーが、デ・ニーロの物真似をしている素人芸人みたいな印象を受けるんだよね(笑)冒頭でマット・デイモンの幼少時代を演じた子役は案外、マット本人似ていて、これがマット・デイモンに成長するんだなって気分になれる(そんなとこ誉めてどうする)。

あとヒロインの女優がさ、第一印象から、尻軽っぽい雰囲気だなぁって思ったら、案の定。いくら、ネズミ(警察に潜入しているデイモン)の恋人役を兼任しているといっても…オリジナルでケリー・チャンが演じた繊細な精神科医とは対照的で、なんか好きになれない。

あまり話題にならないが、マット・デイモンの同僚の刑事役で、黒人のデブ…アンソニー・アンダーソンが出ている。途中で、それなりに物語のキーになったりもするんだけどさ、個人的には、この俳優さんだったら、オリジナルではチャップマン・トゥが演じた、トニー・レオンが演じたヤンの弟分キョンを演じさせたかったね。この人の演じる、陽気なチンピラぶりはけっこう好きなんだけどなぁ(笑)絶対にキョンのポジションにピッタリだと思うのだが…キャスティングされているのを知った時に自分が想像した役柄とちょっと違ったな。

どうしてもね、香港映画が好きな人は…オリジナルと比べたくなっちゃうよ、これは。でも、比べなければ…楽しめる部分もいっぱいある。ラストは大胆なアレンジがしてあるとい噂を映画雑誌のレビューで見ていたので、「インファナル・アフェア」のトリロジーBOXに入っていた、1作目の別バージョンエンディングを想像していたんだけど…。この「ディパーテッド」も三部作になるらしいという話を耳にしたが、やはりパート2は役者を変えて前日談ですかね?

監督:マーティン・スコセッシ
出演:レオナルド・ディカプリオ マット・デイモン ジャック・ニコルソン マーク・ウォールバーグ 


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DVD インファナル・アフェア

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2007年01月26日

デスリング(2005年)

テーマ:洋画

2007年1月24日発売、レンタル開始の新作DVD「デスリング 」を鑑賞した。本国ではOV扱い、日本でももちろん劇場未公開のホラー映画なんだけど…ああ、悲しいかな、未公開納得の駄作もいいところだ。はっきり言って駄目映画好きにしかお薦めできませんよ、こんな映画(^^ゞ

祖母からの遺産として山奥の一軒家を託されたカレン…幼少の頃の思い出がたくさん詰まった祖母の家だったが、売却を考えており、家の整理を兼ねて、しばらくそこに滞在することになった。しかし、その日から…悪夢や幻覚といった怪奇現象に悩まされ始める。さらに、家の管理人と称する怪しげな男ピアースが、カレンの周りに付きまといはじめるのだが…。

あらすじや、ジャケット写真から「悪魔の棲む家」系のおっそろしいホラーを期待していたんだけど…これが、どうして期待ハズレもいいところ。確かにね、オチはホラーっぽくなってたけど…酷すぎるオチだよこれ。イチバン、やっちゃいけないんじゃないのって感じのワンパターンさで、何も盛り上がらない。このオチを気づかせない、しっかりとしたプロットがあれば、まだ許せるんだけど…そんな高等なもんを期待しちゃいけませんって。

やたらキュー、キャー大声をあげるヒロイン、うるさいBGMとSEに、フラッシュバックやスローモーションといった映像テクニックをくどいくらいに使いまわしてるけど…まったく怖くありません。何、一人芝居やってるねん、この女って思ったら…以下、文句も出ませんでした。ヒロインが家の窓から落っこたら、その下に、ちょうどトム・サイズモアがいて…お姫様抱っこして助けるなんてシーンを見た時は、ギャグかと思ったんだけどね(笑)まさか、これも演出的な伏線だったのかと考えても見たり。

ヌボ~っと出てきた途端に、絶対に怪しいトム・サイズモア(恋人とHしてる時に、トム・サイズモアの顔を思い出して気分が萎えちゃうヒロインにちょっと笑う)…最初こそ、その挙動不審な怪しさを誤魔化しながら…ヒロインに近づいていくんだけど、最後はやっぱりなぁの変態ぶり(笑)実生活でも、なかなか更生できなワイルドオヤジですからね…やっぱり、我慢してたんだねって感じでした。

“つまらん”と文句を言いながらも…ヒロインたちが、雨に濡れて、乳首が透けているのがちょっとだけ気になってしまいました。途中から出てきた妹の方が、胸でかいんじゃない?

監督:ルビー・ザック
出演:トム・サイズモア ジーナ・フィリップス ランダル・バティンコフ ジェニー・モーレン

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2007年01月25日

幸せのちから(2006年)

テーマ:07年01~12月の劇場鑑賞映画

幸せのちから ウィル・スミス

【鑑賞日:2007年1月25日】

今週末から公開されるウィル・スミス主演の「幸せのちから」を、ワーナーマイカルの全国一斉試写会にて鑑賞してきた。感動系の実話映画だけど…映画の中で息子を演じているのがウィルの実の息子であり、親子共演というのも話題になっているのだけど…。

医療機器の販売員でるクリスは、妻と息子と暮らしていたが、仕事の成績は芳しくなく…家計は苦しい。妻も仕事に出ているのだが、家賃や税金、駐車違反の罰金などを滞納していた。家族の為、なんとか今の暮らしから抜け出そうとクリスは…数学が強いという特技を生かし、有名証券会社のインターンに挑戦しようと考えるのだが…愛想をつかした妻は、2人を見捨てて出て行ってしまった。なんとかインターンの面接には受かったものの、6ヶ月の無給の研修期間を経て、正式に仕事にありつけるのはたった一人だという現実が待っていた。クリスは数々のトラブルに見舞われ、無一文になりながらも、必至で息子の面倒を見て、そして正社員としての採用を目指す!?

映画舘で貰ったチラシに…“ウィル・スミスなのに、ジ~ン、”というキャッチコピーが書かれていたのだが…正直言って、ウィル・スミスだからこそ、何故か最後でジーンとこないんだよなぁ(笑)実話だからこそ、話の中身は感動要素もいっぱいあり、20年以上前の話であったとしても…今の不景気な世の中で暮らしている我々庶民に、喝を入れるようなど根性物語にはなっているんだけどね…結局、ウィルの親ばかぶりの方が目立ってしまっている気がするんだよなぁ。これ、デンゼル・ワシントンあたりが演じてたら、もっと泣けてたと思うよ。ウィルのあのチョビヒゲとか、いかにも役作りですみたいな感じで胡散臭かった。

観客を泣かそう、感動させようと…やたらと貧乏ばなしばかり重点的に描くので、苦労して、超難関の仕事を勝ち取ったという達成感の方が薄れていた印象。演技っていうよりは半分くらい、素だろうって感じの息子の“どこ見て喋ってるんだよ~”的な表情なんか、妙にリアルだけど…ちょっとあざとすぎるなぁ。

唯一、このキャラクターをウィル・スミスが演じたっていうのが納得できるのは、やたらと走り回るキャラクターだったってことだよ(笑)ウィルが走る度に、頭の中でマーク・マンシーナのBGM(「バッドボーイズ」の音楽)が鳴り響く。シャツをはためかせながら汗だくになり走り、車にぶちあたってもヘッチャラ。わかったから、アクション映画しなくたっていいって(笑)

感動系の映画が好きな人なら、無難に楽しめるのでは?

監督:ガブリエレ・ムッチーノ
出演:ウィル・スミス ジェイデン・クリストファー・サイア・スミス タンディ・ニュートン ブライアン・ホウ 

【原作本はこちら…】
書籍 幸せのちから





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2007年01月25日

デトネーター(2005年)

テーマ:洋画

2007年1月24日発売、レンタル開始の新作DVD「デトネーター 」を鑑賞した。 「ザ・マークスマン」に続き、“スナイプスの大運動会”という連続上映で公開された、ウェズリー・スナイプス主演のアクション映画の1本。

元CIAで、現在は国家安全保障局の捜査官、グリフィスは…武器の密売ルートの潜入捜査の為、単身ポーランドへ。しかし、捜査の途中で身元がバレてしまい…騒ぎを起こしたグリフィスは地元の警察に連行されてしまった。そんな窮地を、CIA時代の同僚が助けにやってきて…密売の捜査はCIAの支局が引き継ぐので、本国に帰れと諭される。その代わりに…CIAが保護している、巨大な犯罪組織に狙われているナディアという美女をアメリカまで連行する時の護衛役を任されるのだが…グリフィスがCIAの隠れ家に到着してまもなく、敵の襲撃が!ナディアを連れて、なんとか逃げ出せたのだが…どうやらどこからか情報が漏れているようだ…。

バリバリ、ミリタリーな作品だった「ザ・マークスマン」とは打って変わって、今度はスパイ映画です。元CIAって肩書きがついた主人公が活躍する謀略サスペンスものなんだけど…手製爆弾で反撃したり、なんかスティーブン・セガールが好きそうな(笑)内容の映画だったね。アクションシーンで、よりのアップなんかは、セガール映画のように、細かなカット割り、編集で誤魔化してる部分もあるが…昔に比べて、動きをなるべく殺したアクションで、リアリティを出しつつ…「ザ・マークスマン」の時よりも、自分でアクションを演じているのがはっきりと伝わってくる(バイクチェイスなんかは、フルフェイスのメットかぶってたから、きっとスタントマンだと思うけど)。まだまだ、セガールおじさんほど、落ちぶれちゃいないぜといったところでしょうか?

ちょっと「3人のエンジェル」を思い出す?(笑)オカマのフリして潜入捜査中というスナイプスの演技で笑わされる冒頭部分。何気に何度も、素早い手錠抜けを披露するあたりは「追跡者」か?「ザ・マークスマン」でも過去の任務失敗のトラウマを抱えていたけど…今回も、他の任務で悪党をぶっ殺してしまい、それが殺人罪に問われちゃって法廷から呼び出しくらってるというのが、ちょっと尾をひいてたりする。

ヒロインの美人未亡人とのラブコメな関係、駆け引きしながらの逃避行もまぁまぁ面白いし、CIA内の裏切り者探しなどでサスペンス部分も盛り上げる(あれ、でよーく思い出すと「アート・オブ・ウォー」的でもあるのかな?)。中盤は銃撃戦や派手なカーチェイスと低予算のわりに頑張っているが…クライマックスは、電球消して、マズルフラッシュの光りだけでアクションを見せるという、北野武の「ソナチネ」チックな手抜き技が目立ってしまったかな(笑)犯罪組織のボスがやぶれかぶれになって、車で一般ピープルをひき殺していくところは、なかなかの迫力。最後の最後にいくつかのどんでん返しがあるんだけれども、それらはワンパターンで予測の範囲以内で新鮮味は薄い。

アクション映画としては、良い意味で古臭さを感じるなと思ったら、監督はそこそこベテランのレオン・ポーチ(セガールの「 ICHIGEKI 一撃」なんかも撮ってる監督)だった。何のひねりもなく、特筆すべき点は特にないけど、銃をバンバン撃って、ドッカンドッカン爆発してるだけで満足なオイラなんかは、今までのスナイプス映画のいいところ取りみたいな感じで、充分楽しめたかな。暇つぶしにレンタルで楽しむアクション映画としては安牌といったところでしょうか?

監督:レオン・ポーチ
出演:ウェズリー・スナイプス シルヴィア・コロカ ウィリアム・ホープ マイケル・ブランドン マシュー・リーチ

【DVDソフトの購入】
DVD デトネーター



【昔のスナイプスと比べてみよう!?】
DVD 3人のエンジェル
DVD 追跡者 特別版
DVD アート・オブ・ウォー





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2007年01月24日

それでもボクはやってない(2007年)

テーマ:07年01~12月の劇場鑑賞映画
それでもボクはやってない

【鑑賞日:2007年1月23日】

先週末から始まっている痴漢冤罪映画「それでもボクはやってない」をシネコンのレイトショーで鑑賞してきた。昨日、「太陽の傷 」のDVDの感想を書いたときに、TV局絡みの映画を批判したんだけど…ありゃりゃ、失敗したね…これフジテレビが製作した映画じゃん。マズった、前言撤回します…TV局絡みの映画でも、周防正行クラスの、本職の映画監督が撮れば、いい映画もできるってことですね(汗)ゴメン、これはかなり面白かったし…しっかりとテーマも伝わってきたし、「太陽の傷」と同じくらい社会派の硬派な作品に仕上がっています。フジテレビの名前だけでTVドラマとかわらん中身の薄い作品と一緒にしちゃ失礼な作品ですわ。

フリーターの金子徹平は、知り合いに紹介された会社の面接に行くため、満員電車に乗車していた。それは乗り換えの為、混雑した車内から駅に出た直後のことだった…中学生の少女にいきなり服の袖をつかまれ「痴漢したでしょ」と声をかけられる。騒ぎに気づき直ぐに駅員がやってきたのだが、誤解を解く暇もなく警察に引き渡され連行されてしまった。そして取り調べにあたる刑事たちも、徹平の言い分は全く取り合わずに…「自供すれば、すぐに出られる」の一点張りなのだが、身に覚えの無い徹平は頑として無実を主張し続けるのだった。結局、起訴されてしまった徹平は刑事裁判として裁かれることになった。

マスコミがやたらと取り上げたりして、最近は裁判傍聴ブームなんてものもやってきたりしたが…この映画の発想は、似たようなところからですよね。実は、たかが痴漢のようなチンケな事件(被害に悩んでる女性には申し訳ないが、エロイ妄想程度で満足し、痴漢なんかする気のない男として、どうしてもそういう印象になってしまう)でも…被害者も加害者も、人生を狂わせてしまうほどの壮大な物語があったのだと。凶悪事件も日常茶飯事な世の中になってきちゃったけど…一般人としてはやっぱり身近で陥る危険がありそうなのは痴漢と万引きだわな。そういった身近なところから、警察や検察、裁判所といったお役人たちの横暴さ、理不尽さを批判しながら、法律の矛盾点や曖昧さを描いていくという…内容の違いはあれど「太陽の傷 」とテーマは酷似していた。

あまり普通の映画やドラマで描かれない、痴漢に対する取調べや拘留の描写が凄くリアルで面白く…刑務所に入ってからの映画っていうのはいくつもあったけど、逮捕直後の拘留の様子を詳しく見せるのは珍しいですよね。万が一、警察にお世話になった時…こういう風景を見ておくと、少しは心の準備ができるかもしれない(笑)

それにしても、あの横暴な警察官の様子って誇張でもなんでもないよね…逮捕はされてないけどさ、自分もパトロール中のパトカーの前を自転車で路地に右折しただけで、追いかけてきて職務質問をかけられ、自転車泥棒に間違えられたことがあるけど、あの時の警察官の態度を思い出したよ。何故、職質なんかされたかというと…母親に借りたボロボロのママチャリに乗っていて、さらに自分が長髪だったから…見た目だけで、自転車泥棒と決めてかかってきたんだよね。人のいる前で、大きな声をかけ、逃げられないように前後を挟んでから、「何故、パトカーから逃げたんですか?」なんて言うんだよ。だって、自宅への帰り道なんだから仕方がないだろ!?

と…自分の嫌な思い出話はそのへんにしておいて、映画の感想に戻ります(^^ゞ

裁判が始まってからもバラエティ番組で、楽しげに裁判傍聴ネタを話している千原兄弟のジュニアのことなどを思い出しながら、無表情で官能小説でも読み上げているような冒頭陳述とか、クスクス笑ってしまうのだけど…後半は、ハラハラドキドキしながら、時には涙腺を緩ませながらも真剣に見入ってしまった。裁判ネタのフジテレビ映画といえば…「容疑者 室井慎二」なんかもあったけど、比べ物にならないほど、本格的に、リアリティを追求した裁判映画です。周防正行ということで…今までのスポ根もののような、もっとコメディ調の映画を想像していたのだが(予告編もどちらかというとコミカルな可笑しさを強調していたよね?)、これこそ、和製ジョン・グリシャムに相応しい本格的なリーガルサスペンスであった!

人によっては、不満にのこるかもしれないが…話の落しどころも、安易に予想できるものを選択していなく…納得できる展開であったと思う。劇中の被告人と同化しながら…裁判長の読み上げる判決文を、一字一句、厳粛に受け止め…最後の主人公の一言に心を揺さぶられる。エンディングロールが流れている間、映画の感想からはじまり…色々なものに対しての理不尽さに憤りを感じながら、自分がもしこんな事件に巻き込まれたらどうしよとか、色々なことを考えちゃいますよ。男のお客さん…場内が明るくなっても呆然としちゃって、立てない人もけっこういたしね(笑)

メインキャストから、脇役まですごく豪華でクセモノ揃い…本田博太郎、田口浩正、竹中直人なんて、少ない出番ながら、画面に写ってるだけで挙動不審で印象に残るよね。また、大森南朋の担当刑事、北見敏之の副検事、小日向文世や大和田伸也の裁判官役も迫力満点。でも、いちばん演技が凄かったのは、公判の前半戦に出てきた眼鏡の裁判長を演じた正名僕蔵だよね(笑)…風貌も喋り方もあの人はリアルだったわぁ~…いそうだもん、ああいうナヨナヨっとした裁判官(昔、通院していた病院の主治医に似てるんだな、コレが)。


監督:周防正行
出演:加瀬亮 役所広司 瀬戸朝香 もたいまさこ 山本耕史 光石研 尾美としのり 田中哲司


【関連書籍】
それでもボクはやってない―日本の刑事裁判、まだまだ疑問あり!






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2007年01月23日

太陽の傷(2006年)

テーマ:邦画

2007年1月11日レンタル開始、21日セル版発売の新作DVD「太陽の傷 」を鑑賞した。大好きな三池崇史監督作品ですので、もちろんDVDを購入!?三池監督&哀川翔主演で…少年犯罪という社会性のあるテーマに鋭くメスを入れた、犯罪バイオレンス。

妻と娘と幸せに暮らすサラリーマンの片山…仕事の帰り道に、浮浪者が複数の少年から暴行を受けている現場を目撃。たまらず仲裁に入るが、少年たちは言うことを聞かず、暴行を続け、その矛先は片山へも向けられる。さらに、少年の一人が…ナイフを取り出したことから、必至に抵抗する片山。気が付けば…少年たちをねじ伏せ、相手が抵抗をやめた後も殴り続けていた…。そこへ、ようやく警察が到着するのだが…一緒に連行されてしまう。さらに、加害者の少年たちは簡単な事情聴取だけで帰宅を許されるが…片山は過剰防衛の疑いもかけられ、逆に警官に諭されてしまうのだった。翌日、片山の妻を何者かが尾行…さらに少年グループの一人が死体で見つかるなど事件が動き出す。少年たちのリーダー的存在・神木が片山に逆恨みを抱き…片山の娘を狙っていたのだ!

これは三池&哀川コンビの「その男、凶暴につき」ですよ。または、翔にぃが主演した黒沢清監督の復讐シリーズや、「蛇の道」「蜘蛛の瞳」にも通じるものがあるかな?

暴力に対抗するには、最終的には暴力しかないんじゃないか?何が正義で、何が悪なのか?綺麗事ばかりじゃ、何も解決できない現実。マスメディアやネット社会のおかげで被害者が加害者に転じてしまうという、理不尽さ…今の世の中、誰もが直面しうる悲劇への警告であり、本来なら市民を守るべきための、行政や法律の矛盾点をも追求する。相変わらず目にすることが多い、未成年者の犯罪のニュースと照らし合わせると、決してフィクションだ、映画だなんて、割り切れない…リアルな日本の現状がしっかりと描かれている。

三池演出お得意の過激なバイオレンス描写も…今回ばかりは、しっかりとテーマに沿ったメッセージ性を感じられるだろう。苦手な方だとこういう描写をやたらと否定しがちだが…目をそらせてはいけない!哀川翔演じる片山が、少年たちにマジギレ!?馬乗りになって、タコ殴りにしたからこそ…自分自身が実際の傷みを覚えて、少年たちはようやく罪の意識を感じるのだ。教師が頭を叩いただけで、体罰だと責める、馬鹿な保護者たちこそ、こういう映画を見なければいけない。まだ人の親にもなっていない自分が偉そうなこと言えないし、全部の子供に当てはめろとは思うわけではないのだが、幼さゆえの残酷さというものを、もう少し大人が理解すべきだろうね。この映画を見ていると、やはり今の少年法しかり、刑罰だ刑法だというものの矛盾点の理解に苦しむばかりだ。

結末については、まぁ、賛否両論あるだろう…決して、この映画の結末を褒め称えるわけではないのだが、法がしっかりしないと、こういう事件が起きるってことですよ。TV局が作った、生ぬるい邦画が大量生産され、シネコンで大々的に公開されている影で、こういう作品がひっそりと埋もれている(劇場公開が少なすぎる!?)のが不思議。こういう映画こそ、もっと大規模に公開するべきなんじゃないだろうか?

三池作品にしては、極力おふざけも封印(悲惨なシーンなんだけど、何故かエンケンさんの演技だけは笑ってしまった)…見ている最中に、怖さ、嫌悪感を感じるし、イライラもするんだけど…画面から目が離せない映画になっていましたね。「DEAD OR ALIVE」、「殺し屋1」、「漂流街」、「牛頭」、「IZO」などなど…事あるごとにハチャメチャな作品を生み出してきた三池崇史のバイオレンスワールドだけど、それらとはまた別ベクトルへの凄まじいパワーが感じられる、怪作。

あまり知らない俳優たちだったが、犯罪者の少年たちの演技もピカイチ。画面から伝わってくる、あの恐ろしいまでの無邪気な殺意とは裏腹に、子役としての可愛らしさや真面目さが伝わってくるメイキング映像も、ギャップがあって面白かった。映画の迫力…監督の演出、演技指導の賜物だというのが、よーく分かりました。そういえば、メイキング映像…遠藤憲一の出番が本編より長いので、エンケンファンは要チェック(笑)

監督:三池崇史
出演:哀川翔 佐藤藍子 吉岡美穂 本宮泰風 森本彗 遠藤憲一 松重豊 宅間伸 勝野洋

【DVDソフトの購入】
DVD 太陽の傷







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