2023年公開の映画「落下の解剖学」
相変わらずあっという間にアマプラにきますね!嬉しかった!
オッペンハイマーと哀れなるものが総なめしていたアカデミー賞で、脚本賞を掻っ攫ったことでちょっと目を引いていた印象です。
パルムドール賞を受賞した、ザフランス映画
ただ批評家たちからの評価が高い作品は大抵難しいんですよね、、、
小説家の夫婦と目の悪い1人息子の山小屋暮らし
のどかで平和に思えた日常は
主人公の女性の、その夫の死により崩れ落ちます
自殺なのか、殺人なのか
やがて犯人と疑われた主人公の裁判が始まり
見えるものと見えないものを軸に、練りに練られた弁論が続きます。
息子が苦しみながら選んだ未来とは、
英語を話す主人公(ドイツ人)と、フランス語を話すフランス人の夫の話なので
フランス語4の英語6ぐらいのイメージ
夫婦の生々しさと言いましょうか
人間同士のぶつかり合うリアルさと
息子の見えていた世界(これは物理的にも立場的にも)の描き方が
いやあうまいな〜と思いました。