今年の春に二ホン公開されていた映画「オットーという男」
もとはスウェーデン発の小説「幸せなひとりぼっち」が原作で、
同名のスウェーデン映画が2015年に公開となり、高評価を得、、、
満を持して、ハリウッドでリメイクされたというわけです。
とある街に住む偏屈なおじさん、オットー。
近所の見回りをしては、なにかと文句をつけたり
お店に行っては店員に怒り散らしたり。
というのも、
奥さんが「命」だったオットー。
その奥さんを失ってからというもの
生きる目的を失い、ついには自らの命を絶とうとします。
ところが、そこに引っ越してきた陽気な隣人たちにその邪魔をされ、、、
というストーリー
オットーさんは基本的に不機嫌で嫌なおじさんなのですが、
節々にただようイイ人感が周りにもちゃんと伝わっていて
近所のひとになんだかんだ愛されていて。
アメリカのテイストと、今の時代背景を上手く融合させながら
原作の良さを生かした作品になっているのではと感じました。
主演をトムハンクス
監督は「プーと大人になった僕」のマーク・フォースター
「ネバーランド」「ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日」のデビッド・マギーが脚本を担当。
それから、制作にはトムハンクスの奥さんのリタ・ウィルソンもおります。
そして、トムハンクスの若かりし頃を演じていた役者さん。
どことなく笑顔や顔の輪郭が似ているな~と思っていたら、実の息子さんと!
トムハンクスには息子が3人いるのですが
うち2人は俳優をやっていて
残りの1人は撮影の仕事をしているらしく。。。
役の年齢てきにピッタリだったのが、
その撮影の仕事をしている末っ子のトルーマンハンクスさんだったと。
というわけで、本作が彼のデビュー作となりました。
めちゃくちゃ自然な演技で、雰囲気が超トムハンクスにそっくり。
そこにもほっこりしてしまいました。