911が起きた2001年から5年後の2006年
当時の映画館でこの映画の予告が流れたとき
全米で賛否両論が巻き起こったといいます。
まだ衝撃も傷も残っている当時のアメリカで、受け止めきれるのかどうか。。。
私は恥ずかしながら、あまり911のことに詳しくなく
世界貿易ビル2棟への墜落テロとの認識でおりました。
実際にハイジャックされた飛行機は全部で4機。
アメリカン航空11便→北棟へ
ユナイテッド航空174便→南棟へ
アメリカン航空77便→米国国防省ペンタゴンへ
そして本作のテーマとなっているユナイテッド航空93便は、
予定ではホワイトハウスに突っ込む予定だったといいます。
しかし乗客たちの激しい反抗にあい
唯一テロを起こさず結末を迎えました。
本作は
乗客40人が一致団結してテロリストたちに反抗した一部始終と
その間の管制塔、各地の情報統制センター、航空関係の司令塔たちの動きを
ドキュメンタリー調に描いています。
非常に緊迫感があり、結末も決して良いものではないため
後味はかなり重たいですが。。。。
まだ事件が解決していない中で公開された映画ということで
フライトレコーダーに残っていた音声から出来る限り忠実に再現されている。
そちらの信用は大きいと言えると思います。
近代の政治・歴史を知るには外せない一作。
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