2017年、ニューヨークタイムズ紙が報じた1本の記事が、世界中に大きな変化をもたらしました。
「英国王のスピーチ」など数々の名作を手掛けたことで知られる映画プロデューサー、ワインスタインから受けた性暴力事件の告発。
業界内で大きな力を持っていたワインスタイン氏は、それまで幾度となくその告発の口を封じ、不利な示談へと追い込み、事件をうやむやにしてきていました。
その口封じから女性たちを解き放った二人の女性記者の奮闘を描いたのが本作になります。
すべて実話ベース。2022年の映画。
制作にはブラットピットが関わり、ハリウッド肝いりの一作となっています。
個人的に報道系のこういった作品が好きなので
非常に興味深く拝見しました。
最近の話ですので、私もよく覚えている事件ですし
この報道をきっかけに始まった#MeToo運動がハリウッドを飛び出し、世界中に広がっていった光景も把握している状況であらためて見るこの問題の真の恐ろしさ・・・
最近、日本の芸能界も揺るがしているトピックでもありますので
一見の価値ありと言えるのではないでしょうか。
非常にスピード感と緊迫感のある、リアルな映画でした。