現在34歳の若き注目監督、グザヴィエ・ドランの撮った2018年の映画

 

 

ゲーム・オブ・スローンズに出演していたキット・ハリソン

「ルーム」で21世紀最高の子役と称されたジェイコブ・トレンブレイ

母親役にはナタリー・ポートマン他

 

彼の初の英語作品ということで出演している俳優陣は豪華。

ただ、駄作の烙印を押されてしまっているようで。。

 

それでも ものは試し、と思って観てみました。

 

 

物語は、人気TVシリーズの主人公役を演じていた人気俳優の死から始まります。

彼は、11歳の少年とずっと文通をしていて

それを巡ったスキャンダルもひと段落した頃。。

 

その少年が記者に向かって語り始める故人の想いとはーーー

 

 

なかなかに難しい作品で、

少年に俳優が託した生き方の部分が芯となっているにもかかわらず

その真意が分かりずらいのが難点だと思いました。

 

 

 

タイトルの順番は「生と死」ではなく「死と生」

これは英語でも同じくそうなっています。

ジョン・F・ドノヴァンの死があって、その死をもって生きた少年の人生がある。

いろいろなパロディを交えながら描かれているメッセージには

監督が敬愛してやまない故リヴァーフェニックスへの想いが込められているという見方もあるらしい。

 

 

それにしても子役の演技。。

セリフ回しが上手い子は他にもいますが、

彼は表情の付け方が目を引きますね。

最近は実写版リトルマーメイドのフランダーの声とかをやってましたが、、

観ないうちに大きくなっていて、また映像作品やって欲しいなと思う次第。