正直、なんでこれが今の時代に評価されているのかよく分からないですが

 

2014年

アカデミー賞助演男優賞、編集賞、録音賞を受賞した映画

 

主演はマイルズテラー、助演にJ・K・シモンズ

主人公は音大院に夢を抱いて入学したドラマーのニーマンという青年。

選抜メンバーしか入れない院代表バンドにスカウトされた彼を待ち受けていたのは、超パワハラ指導者フィッチャーであった。

 

数々の罵倒を受けながら、プレッシャーを与えられ続けるニーマン

だがそれに食らいついて文字通り血の滲む努力をした彼には、フィッチャーを憎みきれない部分があって、、、

 

 

 

 

めっちゃくちゃパワハラ度MAXで心臓に悪い場面が続きますが、

主人公がそれに対して「くそったれ!」精神で挑んでいくので見てられる感じ。

 

昔の指導方法って、逆境に置かれたときの根性と忍耐で這い上がる者のみが

とんでもない能力を発揮していたというのは事実だと思っていて

その感覚を体現しているような映画に思えました。

 

ラストの爽快さが圧巻

 

ただパワハラ指導を賞賛する気にはならん。(笑)

 

役者陣が本当に血を流しながら奏でる生の楽器のセッションの音や、

指導者フィッチャーの熱量の飛ばし方は尋常じゃないので

その部分を評価するだけでも賞を獲るのは納得という感じ。すごかった。