ヨーロッパ生活

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※とまどい日記※

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僕は海外で活動している、しがない音楽家です。

某アメリカ映画会社(超大手)とのビジネスで、どう対応すれば良かったのか・・ということが起きました。

ビジネスに詳しい方のご意見を伺えれば幸いです。

経緯は、ネットで募集をかけていた小さな音楽制作会社の募集を見て応募したのがキッカケ。

60年代~70年代の映画に使われたサントラ3作を耳コピーで楽譜にする仕事でした。

すべて大作のオーケストラ曲で、年代が古いこともあり、参考になる資料もほぼなく、とても苦労して仕上げました。

僕が仕上げた楽譜は、そのアメリカ映画会社が主催するコンサートで使用されました。楽譜データは仲介の小さな音楽制作会社で紙面の楽譜にされて、アメリカ映画会社に渡されました。

そしてコンサートが終わり10日後位に、そのアメリカ映画会社の人から1通のメールが入りました。

このメールの人とは、招待されたこのコンサートで一度お会いしています。40代後半の映画会社ビジネス担当のサラリーマンです。

メールの内容は、僕が仕上げた3作のうち1作の楽譜データが至急欲しいので、仲介の小さな音楽制作会社に連絡したところ、権利が僕にあるので、僕から有料レンタルしてくださいと言われた・・ということでした。

問題はそのメール・・・「君が仕上げた楽譜データを大至急送ってくれ!Mr.○○(大物映画音楽作曲家)がコンサートで使用したいそうだ。こちらで決めた金額をいくらか支払うけど、予算があるから小額になる。でもタダよりはマシでしょ;-) 」ウィンクの顔文字つきだった。

僕はとても腹が立ちました。どんだけ上から目線なんだよっ!

僕はこんなヤツとはかかわりあいたくなかったけど、相手は超大手映画会社。今後のことを考えると穏便に済ませたい。どーしてくれよーかと考えた。

メールが来たのは金曜の夜だった。月曜の朝一番に返信するつもりだったが、日曜に再度、ウィンク顔文字ヤローから「大至急、必要なんだよ!今すぐ送ってくれ。」的なメールが来ていた。

僕はとりあえず仲介の小さな音楽制作会社に相談した。こんな上から目線で、金額もあちらが決めてるって話にどう対応したら良いのかと。その音楽制作会社の人達も「ヤツらはいっつもそうなんだ。あちらがお願いすべきことでも、自分達に都合がいいようにと上からの態度で来る。私達、零細企業は従うしかありませんけどね。」とのこと。

月曜の朝、僕は丁寧な返信をした。「今回はリーズナブルな金額でお渡しいたしますが、具体的な金額を決めませんか?」といった趣旨の。

その後、ウィンクヤローからの返信はなかった。

1ヵ月が過ぎた頃、ウィンクヤローが言っていたMr.○○作曲家のコンサートがフランスで行われることを知ったので、ちょっと調べてみた。そしたらウィンクヤローが欲しがっていた楽譜の楽曲があった。この楽曲は年代も古く、オーケストラ用の楽譜など出回っていない。僕の楽譜を手に入れたとしか考えられなかったので、仲介の音楽制作会社に連絡してみた。

音楽制作会社は、「データはこちらから渡しました。君に連絡してもラチがあかないし、大至急だとせかされましてね。」だと。

法的には、僕の楽譜が無断使用されるコンサートが行われる場合、訴えてコンサートを中止させることが出来るそうだ。しかし大手会社を相手にそんなことをして何の得があるだろう。

仲介した音楽制作会社には「僕のデータは今後使用しないように削除しておいてください。」と依頼したら、なぜか憤慨された。この音楽制作会社とも今後仕事をする機会は閉ざされただろう。

悔しく、泣き寝入りするだけの経験でした。

僕はどんな対応を取ったら良かったのか、未だこの思いを引きずっています。

ビジネスに長けている方のご意見を伺えたら幸いです。

長々と読んでいただきまして大変ありがとうございました。