パシフィック・リム:アップライジング | MOVIE DRIVER(元 ムービーレビューの館 vol.2.0)

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現在公開されている旬の映画を、ただ観てネタバレ含む感想を書くブログです。
3年目に突入しましたが、つたない文章、酷い言葉遣い、サボり癖が目立つので、今年は全世代の人が安心して読めるブログにします。嘘です。

 

久しぶりに発狂しました ヽ(`Д´)ノバカヤロー!!

 

『パシフィック・リム:アップライジング』

 

<STAFF>

監督:スティーブン・S・デナイト

製作:トーマス・タル、Tメアリー・ペアレント、ギレルモ・デル・トロ

製作総指揮:エリック・マクレオド

キャラクター創造:トラビス・ビーチャム

脚本:エミリー・カーマイケル、T・S・ノーリン、キラ・スナイダー

撮影:ダン・ミンデル

美術:ステファン・デシャント

衣装:リズ・ウルフ

編集:ザック・ステーンバーグ、ディラン・ハイスミス

音楽:ローン・バルフェ

原題:『 Pacific Rim : Uprising 』

 

<CAST>

・ジョン・ボイエガ(ジェイク・ペントコスト)

・スコット・イーストウッド(ネイト・ランバート)

・カイリー・スパイニー(アマーラ・ナマーニ)

・菊地凛子(森マコ)

・チャーリー・デイ(ニュートン・ガイズラー博士)

・ジン・ティエン(リーウェン・シャオ)

・新田真剣佑(リョーイチ)

・・・etc

 

<STORY>

人が乗り込み操縦する巨大ロボットのイェーガーと「KAIJU」と呼ばれる巨大モンスターの戦いを描いて話題となったSFアクション大作「パシフィック・リム」の続編。前作から10年後、平穏を取り戻しはずの地球に進化を遂げたKAIJUが現れたことをきっかけに、新世代のイェーガーに乗り込む若きパイロットたちの戦いを描く。「スター・ウォーズ フォースの覚醒」で一躍世界的に知られる存在となったジョン・ボイエガが主演を務め、スコット・イーストウッドや新田真剣佑が新たに参加。前作を手がけたギレルモ・デル・トロは製作にまわり、テレビシリーズ「デアデビル」などで知られるスティーブン・S・デナイトが監督を務めた。(以上、映画.comより)

 

<TRAILER>

 

 

 

 

 

 

 

はい、それでは簡潔に結論のほうに参ります。

正直ガッカリ・・・です。

 

 

 

 

じゃあまずは良かったところというか、悪い点でもあるんですが、「イェーガーがスリムにスピーディーになっている」という点。

前作のイェーガーの重々しい動きとは違って、よりスリムに改良され、まるで体操選手かのようにアクロバティックな動きが可能になった新型イェーガー。まるで、エヴァンゲリオンっぽいというかトランスフォーマーっぽいというか・・・

個人的にというか、前作が大好きな人からしたら「あの重々しい動きがロボットっぽくて良いんだよ!!!」というと思うんですけどね~。

前作では、鼻血出しながら、死にそうになりながらの命懸けのドリフトも、今作では訓練生ごときが楽々ドリフトしているし、最終的には無人のイェーガーまで開発される始末。

しかも、ボタン一つで全機破壊されてしまうっていう・・・。はぁ・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

正直ストーリーがクソでもカイジュウとイェーガーの最高のバトルを観れれば映画代を払ったかいがあると思っていたんですが、そこもダメにしてくれるのが今作でしたね。

終盤の中国語?だらけでがっつり富士山が見える東京?での大規模バトル、イェーガーの数が多いからなのかジプシー・アベンジャー以外の活躍が全く観れなかったのはまずいポイントだと思います。

個人的に大好きなフォルムだったブレーサー・フェニックスのトゲトゲの鉄球でカイジュウをボコボコにするのをどれだけ楽しみにしていたことか・・・。蓋を開けてみれば、一回しか鉄球をぶつけてるのを見せてくれませんでしたね。

 

日本をリスペクトするっつーんだったら、東京タワーとか、スカイツリーへし折って武器にしろよ!カイジュウが合体するんだったら、イェーガーも合体しろよ。10年もあったんだぞ!!!!!!

っていうか、"Big Monster"じゃなくてちゃんと"カイジュウ"って言えよ!!!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・取り乱しました。すいません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ストーリーとしてもあまりに軽すぎるし、無駄なシーンが多すぎる!!

まず最初の主人公ジェイク(ジョン・ボイエガ)が盗みに入って、見つかって逃走する超長い一連のシーンがあるんですが、このシーンが後の伏線になっているでもないただのシーンなので、いらなくないですか?となりますね。あと森マコさんも取ってつけたようなしょうもない去り方でしたし・・・。

 

(観ている間こんな表情でした。)

 

唯一良かった小型違法イェーガーことスクラッパーとアマーラ(カイリー・スパイニー)コンビの活躍が観れたのは嬉しかったものの、なんとそのシーンは一回だけ!?ってのにはビックリしました。前作では大型ロボットしか出てこなかった為、今作でその対比としてボスボロットみたいな小型のロボットの活躍を見せてくれるのかと期待してたんですがね~。

中盤の基地を襲撃されている時とか、終盤のピンチにスクラッパーが来た時とか、乗るチャンスはいくらでも作れたはずなのに・・・。特に終盤のほうなんて、「なんでお前が手柄かっさらっていくんだよヽ(`Д´)ノ」と発狂しそうになりました。もうそんな元気も無かったですが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あと、訓練生の多さが故にキャラの深掘りが出来ておらず、どいつもこいつも薄っぺらなキャラばかりになっており、誰がどこに乗っているのかも分からないし、かと言って主人公の「親父みたいにはならない」みたいなツッパリのシーンが以上に長く、それ以外がモブキャラに見えてしまうんです!!!

 

 

 

 

 

 

 

・・・はぁ、久しぶりにこんなガッカリしましたよ。

こんなんに金使うより『レディ・プレイヤー1』という最高の映画をIMAX3Dで観に行きましょう!!!!

『レディ・プレイヤー1』最高!!!!!

 

 

 

 

 

NEXT MOVIE'S HINT )

超面白かったですぅ~。ホントに夢の世界でしたぁ~。