THE ELEPHANT MAN
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[ストーリー]
19世紀末のロンドン。21歳の青年ジョン・メリック。彼はその特異な容姿から“エレファント・マン”と呼ばれ、見せ物小屋で自らを晒しながら生きていた。そんなある日、メリックの姿が小屋を訪れた外科医フレデリック・トリーブスの目に留まる。
そして、研究のためにメリックを病院へ呼び寄せるトリーブス。やがて、彼の研究発表や雑誌での紹介をきっかけに、メリックは一躍時の人となる。だが、彼は大衆の好奇や同情の眼差しを受けながら、自身は普通の人間らしく生きることだけを切望していた。
[姫の感想]
とても、とても切ない映画です。こんな切ない映画を観たのは初めてです。言葉に出来ない位悲しい。この悲しい物語の主人公のジョン・メリックは実在の人物です。ジョンあなたは普通の人間として生きたかったでしょう。
普通の青年として恋愛もしたかったでしょう。家庭も持ちたかったでしょう。でも、彼には普通の生き方が出来なかったのです。周りの人間がそうはさせなかったのです。
でも、彼には理解者が一人いました。それは彼の主治医となる外科医です。その外科医との日々の交流の中で普通の人間として生きる希望を見出すのですが・・・。無残にも普通の人間として生きる事を打ち砕かれてしまうのです。
この作品は日本でも大ヒットしましたね。ホラー映画では無く真のヒューマンドラマです。監督は、「イレイザーヘッド」のD・リンチで、、撮影は怪奇映画の名匠F・フランシスです。当時アヴォリアッツ国際ファンタスティック映画祭のグランプリに輝いた作品です。
エレファントマン(ジョン・メリック)にジョン・ハート。最近この俳優さん見ないですね。どうしちゃったのかな?外科医役に名優アンソニー・ホプキンスです。
ジョン・メリックが普通の人間として生きる事が出来るのはラストです。このラストが切ない。これだけが彼を普通の人間としていられた瞬間です。涙無では観る事ができない映画だと思います。

