- 欲望という名の電車
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「風と共に去りぬ」のヴィヴィアン・リーがアカデミー賞を受賞した
1951年作品。最近ハマっているスペインのペドロ・アルモドバル監督
の「オール・アバウト・マイ・マザー」に繰り返し出て来たので興味
を持って見てみた。
始まりのシーンで主人公のブランチ(ヴィヴィアン・リーが妹のステラ
を訪ねる時に「欲望という名の電車に乗り、墓場で乗り換え、極楽で
降りる」と言うのだが、コレはどういう伏線なのだろう??と謎のまま。
登場人物は概ね、上記2名とステラの夫で粗野でポーカーに明け暮
れるスタンリー(マーロン・ブランド)、ポーカー仲間でブランチが
恋するミッチの4名。
見ていて、わぁ~~こういう女、どこにでもいるんだ~~と気色悪かっ
た。まず初めに、大袈裟で妙に女を主張しすぎる身のこなし、抑揚を
つけすぎのアクセント、元は上品な家柄かもしれないけど、場末の感
のある住居でさえ着飾る事だけが生きがいのような浅はかさ。
父親の死と共に、農園の屋敷を失い、アルコールと男に身を持ち崩
しながらも、訪ねた妹の前では気品のある虚構のふるまいをし、粗
野な夫を非難し、現状に満足している妹に、自分の価値観を押し付
けようとする。
半世紀も前に作られ、名作と名高い映画なので、我慢して見ていた
が、虚しさだけが残った。


