麻薬が入ったマフィアのスーツケースを手にしたクラレンスとアラバマ(クリスチャン・スレイターとパトリシア・アークエット)は、愛の逃避行を重ねながら危険な賭けに出る。ロサンゼルスに向かったふたりはそこで麻薬を売り、新生活を始めるつもりだった。
だが、マフィアと警察の両方に追われる羽目に…。

 

 

 脚本をタランティーノが担当し、監督はトニー・スコットなのですが、全体的にタランティーノの匂いがプンプンします。 少し前にBSで放送されていたので約四半世紀振りの再鑑賞です。当時ガラガラの映画館で鑑賞したのを思い出しました。

 スピーディーな展開で飽きずに観る事が出来て、アクションも楽しませてくれます。ラストのほうで主人公、警察、マフィアが終結してゆき、同時にストーリー自体も集束してゆく様は後のガイ・リッチー作品にも影響を与えているのではないかと思いました。

 彼女のヒモである売人を殺して帰宅して、その事を彼女に伝えると「なんてロマンティックなの」と。ここにこの作品の全てが象徴されています。

 クリスチャン・スレイターが一番輝いていた時期でしょう。又脇を固める役者も今見ると豪華で、皆上手いのです。特にヒモ役のゲイリー・オールドマンはこの後レオンの悪徳刑事を演じる訳で、その繋がりにも納得もさせられます。