~ストーリー~
テキサス州の町パリをめざす男。彼は失踪した妻を探し求めていた。男は、4年間置き去りにしていた幼い息子との間にも親子の情を取り戻す。そして、やがて巡り会った妻に、彼は愛するがゆえの苦悩を打ち明ける……。
先日「lucky」を鑑賞しました。ハリー・ディーン・スタントンの俳優人生の何とも素晴らしい締めくくり方だと思いました。これを観て、やはりスタントンの本作を久しぶりに再鑑賞したくなりました。
改めて思ったのは80年代を代表する名作の一つに間違いありません。途中、主人公と息子の母親を探す旅の部分はロードムービーとして最高の雰囲気が漂っています。このあたりの父子のやりとりも細かく演出されていた、男性なら「ん~分かる!」と共感する部分もあります。
ナスターシャ・キンスキー演じる元妻との覗き部屋でのやりとりは、静かながら凄い迫力で観ている側を圧倒させます。このシーンも名シーンと言ってもいいでしょう。
ラストにかけて切ない空気が多く流れますが、何とも綺麗な夕焼けシーンがその切なさを増しているような気もしました。そして、ライ・クーダーの哀愁漂うギターが、これまた映像とストーリーにマッチしています。
