『世界にひとつのプレイブック』【74点】/ 過去を乗り越え未来へ 。 | 【映画の世界】

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『世界にひとつのプレイブック』【74点】/ 過去を乗り越え未来へ 。
Silver Linings Playbook







《監督》
デヴィッド・O・ラッセル






《出演》
パットリック(パット)・ソリターノ・ジュニア - ブラッドリー・クーパー
ティファニー・マクスウェル - ジェニファー・ローレンス
パトリツィオ(パット)・ソリターノ・シニア - ロバート・デ・ニーロ
ドロレス・ソリターノ - ジャッキー・ウィーヴァー





2013年2月22日公開。




原作 - マシュー・クイック







妻が浮気したことで心のバランスを保てなくなり、仕事も家庭も全て失ってしまったパット(ブラッドリー・クーパー)は、近くに住んでいるティファニー(ジェニファー・ローレンス)と出会う。その型破りな行動と発言に戸惑うパットだったが、彼女も事故によって夫を亡くしており、その傷を癒やせないでいた。人生の希望を取り戻すためダンスコンテストに出ることを決めたティファニーは、半ば強制的にパットをパートナーに指名する。





妻の浮気で、全てを失い、そのトラウマを克服できずにいるパット。
夫を事故で亡くし、そのショックから立ち直れずにいるティファニー。

そんな2人の未来への進む物語です。


出会った瞬間から惹かれあう2人ですが、
初めは過去から抜け出せずに
前に進むことが出来ません。

ですが、
お互いに素直にぶつかっていくうちに、
次第に強い信頼関係が生まれていきます。

そして2人は共にかけがえのないパートナーを得ることが出来ました。
お互いのネガティブな部分をよく見ているからこそ、
本当の理解者になれるんだと思いました。


ただ、この作品は、
躁うつ病と、愛する人を亡くしてしまうというシリアスな内容ですが、
全体的に明るく描いています。

その為に物語に重みがなく、少し軽く感じました。

また登場人物、展開もぶっ飛んだところがあるので、
あまり感情移入は出来なかったです。


それでも
ブラッドリー・クーパー、ジェニファー・ローレンス、ロバート・デ・ニーロ、
役者陣の演技はとてもよかったです。






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