嗤う淑女 第9話最終回 9月21日(土)放送
悪女裁判の混乱、衝撃の判決
まさか、美智留が2回も顔を整形していたとは驚きです。
ドラマの最後で呼び出された麻生が、
コーヒーでなく紅茶しか飲まないはずの恭子がコーヒーを飲むのを驚いて、
美智留が一瞬、虚を突かれた顔をしたので正体がバレたのかと思ったら、
麻生が、美智留がすり替わったのを気づいていなかったのでヒヤヒヤの場面でした。
美智留は逮捕されても余裕の表情だったのが違和感がありました。
なぜなら武田、徳間、弘樹が検察側の証人として登場してピンチかと思いました。
徳間が高宮の殺害を認め美智留から、あなたの敵は誰かと言われ、
徳間が高宮が敵だと思ったと証言したので美智留には不利かと思ったら
高宮はそそのかされたのではなく自分で考えて殺したと証言したので助かりました。
美智留のマインドコントロールがまだ解けていないのが幸いしました。
武田に至っては心神喪失で美智留が大島を突き落としたと小説に書いたのはうそで、
根拠のない嘘でも言えば真実になると美智留に言われておかげで真実が作れたと支離滅裂な事を言い出したのは笑えました。
さらには、弘樹も恭子が美智留をいじめられていて美智留に言われて恭子を殺したのではないと証言したのも美智留には幸運でした。
(番組公式X @tokaitv_dodra もこのハッシュタグ使ってたので...)#仮面ライダー #仮面ライダー集合
— フジテレビ (@fujitv) September 20, 2024
今夜11時40分『#嗤う淑女』💄
― 最終回 ―
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悪女裁判の混乱
衝撃の判決
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ついに悪女裁判スタート…
破滅させられた者たちの証言や… pic.twitter.com/aaeRlFAP55
しかしながら美智留がビルから突き落とした証拠の画像がゆるぎない証拠だと思ったら、
石原医師が整形手術を施してすでに恭子と美智留が入れ替わっていたと宝来が反論したのは驚きでした。
DNA鑑定を証拠に検察が反論しても骨髄移植を受けていたので、
血液のDNAが恭子と美智留が同じなのも痛快でした。
気の毒だったのは恭子を殺したと思った弘樹が美智留を殺したと思わされ落胆したのは哀れでした。
しかし、それ以上に意外だったのが恭子と美智留が弘樹の犯行前に整形で入れ替わっていて、
すでに恭子が死んでいたのを隠蔽できたことです。
ドラマの最後で美智留が誰かが決めたつまらないルールに縛られて言いたいことも言えない、
つまらない人生に見切り付けて、
欲望に忠実になって自分の人生を取り戻せという言葉には説得力がありました。
美智留に騙された何人もが悲惨な結末を迎えましたがストレス社会で抑圧された人々のはかない夢のような欲望を果たした得て、一瞬でも幸福を味わえたのは良かったのかも知れません。
毎回、氷のように冷たい微笑を浮かべる美しい内田理央があなたの敵は誰ですかと投げかける、
禁断の麻薬のような言葉が脳裏に残る、ハラハラドキドキするミステリーでした。

嗤う淑女 | 実業之日本社 (j-n.co.jp)