『95』 第9話について
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牧野が秋久に欲しいものは有るか?金か?女か?と問いかけると、
秋久は、牧野さんと話し合って問題を解決する力が欲しいと答えました。
すると、これはどうだと言って、秋久の前のテーブルに拳銃を置きましたが、
受け取ろうとしない秋久に牧野が銃口を向け、怯えた様子の秋久を見て笑いました。
牧野は秋久を料亭に連れていきました。
牧野は、渋谷はこれから死んでいく、外から人間が入って来てダサイ街になっていくのが許せない、
それが牧野が若者たちに首を突っ込んでいる理由その1で、
その2は金、若者は利用される奴ばかりで自分から動く奴はめったにいないといい、
本当に成功するのは一握りで、そういうやつと手を組みたいと言って、
再び銃を渡し、俺と組めと言い、お前ならできると言って誘いました。
渋谷の主役になれる、渋谷をダサイ街にしたくないだろう、
時代の先端を走りたいだろうと言う言葉を聞いて、
秋久は、笑いながら、前にも似たようなことを言った奴がいたと話しました。
翔の言葉と重なっていたのです。
牧野も渋谷を守りたいと言っていましたが、守りたいのではなく、牛耳ることが目的なのだと思います。
同じ理想を持っている牧野と翔ですがお互いに敵視しているのは、やり方が全く違い、翔は牧野の汚いやり方を嫌って軽蔑していて、牧野にしてみれば、自分が蔑まれていることが不愉快なのだと思います。
秋久は渡されたた銃を手にして、これはダサイといい、俺達の方が何倍もカッコイイと言い放しました。百倍明るくて、千倍ハッピーだとも言い。
自分達は年内に渋谷の空に花火を打ち上げるので、それを無事に成功させたら、
セイラのことを忘れて欲しい、セイラの写真もネガも全部返してほしいと頼むと、
失敗したらお前は俺のものだと言って秋久を見て、仲間は俺が綺麗に始末してやるとも言いました。
高校生の翔でさえ牧野の数々の犯罪の情報を得ていて、牧野は銃まで持ち歩いているのに警察は何故逮捕しないのでしょう。街のチーマーを逮捕すれば牧野の名前が出ると思うのですが。
店を出ようとした広重がメケメケのマスターと話しています。マスターが萌香は本当に翔の娘なのかと尋ねると、広重は、間違いないと断言し、それを聞いたマスターは涙を流しました。
その様子を見た萌香が心配して声を掛けると、マスターは涙を拭いて、絶対に、また来てねと言って見送りました。
店を出た所で、萌香が、もう少し話が聞きたいと頼みましたが、
広重は、この先は上手く話せないし聞かない方が良いと言って断りましたが、
萌香が聞きたがったので、歩きながら話しました。
広重が父親ではない事を知ってからは広重に対する態度が穏やかになったように感じました。