テレビ東京 開局60周年連続ドラマ 

 

ドラマプレミア23『95(キュウゴー)』

 

 2024年4月8日(月)放送スタート 

 

毎週月曜夜11時06分~11時55分放送


 

ドラマ『95(キュウゴー)』 第1話 中編について

 

登校すると、丸の内線で事故があったことを聞き、朝食の時に父親が丸ノ内線で行くと話していたのを思い出して家に電話をすると留守電になっていたので、自分は無事であったことを知らせました。


今は誰もがスマホを持っていますが、この頃は公衆電話でテレホンカードを使うことが多かったことを思い出しました。


地下鉄サリン事件が起きていたのですが、幸い家族全員無事でした。


帰り道、秋久が本を読みながら歩いていると、人にぶつかって、本を落としてしまい、ぶつかった人に謝りましたがぶつかった男と女子学生はどう見ても恋人同士には見えません。

 

地下鉄サリン事件で人が死んでいるのにこんなことをしていていいのかと怒りをぶつけて、

男を殴り倒しました。

 

男と女子学生が立ち去って、秋久が歩き始めると若い男二人が声を掛けてきました。

 


一緒に路地裏に連れていかれてバッグの中のものを物色され、道路に殴り倒されました。
落ちていた新聞に地下鉄サリン事件の記事が大きく載っていて、記事を読んでいると通りかかった女子学生が心配そうに声を掛けましたが、秋久は何も言わずに慌てて立ち去りました。

 


広重家ではテレビのニュースを見ながら、父親が事件発生時の地下鉄の様子を話していますが母親はまだ帰宅していない息子・秋久の事を心配しています。

 


秋久は朝食のときに、一生そのままで行くのかと言われた姉の言葉が引っかかっていて、

 

その日にあんな事件があって、人が死んで、女子高生が金を稼いで、自分はカツアゲされて、

世界は勝手に回っていてお前は関係ないと言われているみたいで腹が立って、

テロの現場に行ってみようと思い、花を手向けに行ったのでした。
 

 

地下鉄霞ヶ関駅に着くと入り口の少し手前で青年に会いました。

 


ここまでしか近寄れないと告げられ、その青年も現場のど真ん中が見たかったと言い、ノストラダムスの大予言の通りに世界は終わるのかなあと話しかけました。


秋久がよく読んでいることを知っていたのでした。
 

秋久は世界が終わっていいと思うと言うと、青年は、世界が終わった後はどうするのかと問いかけました。秋久は終わったんだからないと答えました。


青年は、俺は生き残ると力強く、言い放し、それは、終わった後の世界が見たいからだと言いながら、タバコをくわえました。


道路の向かい側に車が止まっています。この青年の迎えの車です。乗っていくかと誘われましたが辞退しました。


車の傍らに立っている運転手が何か合図しています。

 

青年が車に乗って行けと誘いましたが秋久は再度辞退しました。

 

その直後、青年は捕まるなと言い残して車に乗って立ち去りましたが

 

残された秋久は警察官に追われる羽目になりました。