ジャンヌの裁き最終回第8話について

 

 

 


審査員が全員揃いましたが、近藤弁護士がまだ来ていなくて、連絡も取れません。
みんなで心配していると、越前剛太郎のスマホに甲野美弥からメールが届きました。
 

 

近藤先生のパンプスが片方だけ、国有地管轄の法務局の地下駐車場の落ちていた、というメールと靴の写真が届き、さらに、桧山の部下にさらわれたのかもしれないというメールが届きました。
剛太郎は寿刑事に近藤弁護士の事を相談しました。
 

 

警察署に相談しようかと話すと、署長も桧山とグルだから動かないしパンプスが落ちていただけでは証拠として弱いといい、他に何かないかと聞かれたので、甲野美弥からこれだけが届いたと答えると寿刑事は甲野美弥の居場所を聞き出そうとしましたが、剛太郎は知りませんでした。
 

 

 

寿刑事は甲野美弥と近藤弁護士が連絡を取り合っていて剛太郎も甲野の居場所を知っていると思ったらしく聞き出そうとしましたが剛太郎が知らないことがわかると何かわかったら連絡してくれと言い残して立ち去りました。
剛太郎も剛太郎の元妻・草壁佐和子も寿刑事が甲野の居場所を知りたがった様子が必死だったのに驚きました。
 

 

甲野美弥が近藤弁護士の靴だと気付いたのも桧山の部下にさらわれたのかもしれないと感じたのも納得しましたが、審査員・戸川うさ美が写真を見た瞬間に近藤弁護士の靴だと分かったのは意外でした
剛太郎のスマホに着信があり、送信者は分かりませんが地図でした。
 

 

椅子に縛り付けられている近藤弁護士の前に寿刑事が立っています。そこに地図を見た剛太郎がやって来ました。
 

 

訳が分からない剛太郎がどうしてだと問いかけると、もうお前の知っている就一じゃないと答えました。
剛太郎はスマホを見せて、だったら、何故この場所を教えたんだといい、子供の頃に助けてもらった就一の様になりたいと思っていたと言うと、寿就一は、人は変わるんだと言って突き放しました。
 

 

 

剛太郎は、子供の頃の就一は消えたりしない、お前の中にいると言うと、寿はすまなかったと謝って、そのまま床に泣き崩れ、6年前に、庄司の秘書甲野慎作の取り調べにこぎつけたが、甲野が口を割らなかったので庄司新之助が犯人だと言う証拠を捏造したことを告白しました。

 


それを担当検事だった桧山に見破られ、桧山が捏造証言を握りつぶす代わりに桧山のいうことを聞かざるを得なくなったと話しました。
 

 

不正を握りつぶす代わりに自分の命令を聞かせる。いつもの手口です。悪事にかけては桧山にはかないません。慣れない寿刑事の捏造を見破ることなど簡単だったと思います。
 

審査会議室に戻った剛太郎と近藤弁護士を審査員たちは大喜びで迎えました。
 

 

審査員たちは桧山を検事長にしてはいけないと言い、桧山を引きずり下ろす方法を考えました。
剛太郎が桧山の就任式の4月8日には報道陣も呼ぶらしいと話すと、審査員・神山わこが就任式に乗り込むのはどうかと提案しました。
 

 

 

審査員全員が驚嘆の声を上げ賛成しまし、神山は桧山の検事長内定が出る前に桧山の悪事を暴く証拠を公にするのだと説明しました。
審査員・根津信也がその証拠は?と質問すると、近藤弁護士が甲野ファイルだと言い、剛太郎がファイルの内容を説明しました。
 

 

収支報告書への虚偽記載罪についての徹底的な証拠になる資料で、桧山が庄司に不起訴を約束した証拠もあるらしいと話すと審査員たちは大喜びでした。
近藤弁護士は甲野美弥にもう一度会ってみると言い、審査員たちは、証拠は多い方が良いと言ってほかにも誰かに当たってみた方が良いと言い、剛太郎の元妻・草壁佐和子は新聞記者として桧山について調べたことをまとめると言って、協力してくれました。
 

 

 

審査員たちは積極的に意見をだし、まとまって行動するようになりました。
いろいろな職業の人たちが集まったのでいろいろな発想や意見が出されるのが面白いです。
分からない事や知らないことも多いですが、みんなで力を合わせて解決することで一時期はバラバラだった審査員たちは今ではまとまって桧山に挑みます。
 

 

 

桧山の検事長就任式に検察審査員たちが乗り込むという情報を得た庄司は日程を早めようと言いました。塩川はそんなことも出来るのかと驚きましたが庄司は平然と部屋を出ました。
 

 

審査員たちが集まっているところへ近藤弁護士が入って来て、甲野美弥と連絡が取れないことを報告すると、剛太郎がこういう時は少女漫画ならば思い出の場所なんだと言うと近藤弁護士は思い当たることがあるようで、もしかしてと呟きました。
 

 

そのとき、剛太郎のスマホに着信があり佐和子から検事長就任が今日になったと知らされ、しかもあと1時間しか猶予がありません。

 

審査員全員が驚きの声を上げました。