となりのナースエイド 第10話最終回について
第9話、火神教授がお父さんの研究を横取りし澪の姉の唯を殺したと告白。
その後、執刀するよう託された大河は火神の手術を相変わらずの天才的な手さばきで無事完了の直前、
心臓が一気に壊死して火神教授は亡くなるという、これまた最後に急展開という内容だった。
それを受けた最終回、親の許可を取らないで手術して謹慎中の大河。
澪もまた火神教授の告白にショックを受け仕事を休んでいたが、
3人のナースエイドたちの励ましで本来の自分を取り戻していく―。
私はこの3人のシーンが、怒涛の展開のこのドラマの中で唯一の癒しでした。
特に澪に行為を持つ相馬のやさしさやかわいさになごみました。
だからこそ前半、この3人が、猿田に脅され澪を監視するなどした行為に、
実は一番驚きショックでを受けました。
ただ、それを乗り越えたことで、一層ナースエイドたちの絆が深まっていった流れは自然で良かったと思います。
澪は、この3人に誘われバーベキューに出かけたのはいいのだけれど、
そこに大河と小夜子がいて、貢いでいた男に捨てられた母親の早苗も現れ、
小夜子を道連れに死のうとして転落し大けが、急遽、近くの病院で2人の手術が行われるという、
強引過ぎる展開に。
休みで医師がいない病院で、一命がかかっているとはいえ手術を行っていいものか、
医療行為が禁止されているナースエイドたちが手術助手を務めるという、
これまた処分ものの行為だったが、これが澪のPTSDを克服する機会となり、無事、手術は成功。
後日、問題ありありの母親も改心。
結局、ナースエイドの処分も大河がかぶって星嶺医大を去ることになり、澪も、唯が火神教授のことを尊敬していたということで、唯の恋人と共に火神教授の罪を黙認することに。
私は、これまでの展開で、まだ唯の死に一波乱ある、澪もまだ何か裏があるのではと予想していました。また、少なくとも唯の死は事件だったので、人類の未来に大きく貢献する研究を進めているとはいえ、火神教授の罪が問われないのはいかがなものかと思いました。
ただ…
海外の病院でメスを握る大河に、火神教授の時のような心臓が壊死する現象が…。
また、唯が亡くなる前に、火神教授に、シムネスと火神細胞との関係を問うシーンが流れるなど、謎が深まるラストシーンに。
これは、続編が作られるか、スベシャルドラマができる展開かと思われますが、いかんせん、原作を知らないので何とも言えません。
火神細胞がシムネスの要因なのか、シムネスを完治できるオームスの完成はどうなるのか、
澪の外科としての再出発などなど、最終回でどうやって収拾を付けるのか危惧していましたが、
結果、全て持ち越しとなりました。
そうそう、大河と澪の関係はどうなるのかもありました。
私的には、澪は大河より相馬のほうがお似合いだと思いますが…。
いろんなキーワードが出てきて、さまざまな登場人物とその相関関係に、
毎回、頭がこんがらがっていましたが、いつも途中で寝てしまう私も最後まで完走視聴できるほど、
新ジャンルな医療ドラマでした。
また、川栄さんと高杉さんは、
今後の日本のドラマ界を牽引していくであろう逸材だということも再認識できました。
以上 となりのナースエイド 第10話最終回 あらすじ 感想 ネタバレでした!