光る君へ第7話。

 

藤原家の屋敷に盗賊が入り、道長たちが矢を放つと、直秀の腕に刺さりました。
直秀を含む散楽達は、盗んだ着物などを放り投げ合図をすると、村の人たちが「神からのお恵みだ!」と言って、
集まってきました。
花山天皇の妻がお腹の子と共に亡くなったので、天皇は力が抜けたように過ごしていました。
安倍晴明にお願いして花山天皇に後継ぎが出来ないように企んでいた道兼ですが、「妻まで殺さなくてよかったのに。」と言いました。
占い師にそういうのを頼むなんて、見ていて恐いなと思いました。
天皇に気に入られて側についていた為時は、「これ以上、天皇の様子を見張る役は嫌です。」と兼家に話しました。


そうなったら、為時の仕事がなくなってしまうんじゃないか、だから紫式部はこれから自分の家を支えるために宮廷に入るのかなと思いました。


兼家に逆らうと何かされるのかなと思いましたが、あっさり認めていたのが気になりました。
まひろは散楽の次の公演のネタを直秀たちに教えていると、一緒に飲みに行かないかと誘われますが、乙丸に止められます。


その時、藤原家の者たちが、宮廷の話を散楽で披露するなと乗り込んできます。
まひろが危ない目に遭いかけた時、道長が助けてくれました。


そのネタを考えたのは自分だと白状するまひろを見て、道長はふっと笑いました。
兼家はその晩悪い夢を見てしまい、隣で寝ていた寧子にすがりつくも、「道綱のことをよろしくお願いしますね。」と息子の出世のことしか頭にありません。


悪いことをしてきたのだから、当然の報いだと思ってしまいます。
道兼もまた、自分のしてきたことに悲しくなり、道隆と飲んでいる最中に泣いてしまうのでした。


道隆は慰めますが、彼は道兼の暗い過去を知っているのか、いつか裏切りそうで怖いです。
斉信は、妹であった天皇の妻が亡くなったので、女性が嫁ぐものではないと道長たちの前で怒りを現しますが、気晴らしに打球でも開こうという流れになりました。


打球大会に倫子たちが誘われましたが、まひろには連絡がいかなかったのか、「連絡は来ましたが、行きません。」と言います。


行きましょうよと念を押されたので、まひろは渋々参加することに。
為時が家に帰ると、宣孝がまひろの隣で飲んでいました。


仕事を辞めてきたことを打ち明けると、まひろはその方が良いと賛成しますが、宣孝はせっかくの仕事なのにと反対。
いとも、まひろの弟の将来を考えると、もう一度考え直して欲しいと泣きます。
家庭があると、男性の仕事の存在ってこの時代は特に大きかったんだなあと思いました。


打球当日。メンバーの一人が来れなくなったので、道長は「俺の弟が最近見つかった。」と言って、
直秀を連れてきました。


第1話から見ていると分かる通り、身なりが似ているからかなと思いました。
応援席には、倫子たちの他に、ききょうも来ていました。


まひろは道長を、ききょうは斉信を、倫子は道長を見つめていました。
試合終了後、雨が降ってきたので、倫子の猫が走って逃げてしまいました。
 

 

ねこを探しに行ったまひろは、更衣室に入ってきた男性陣の話を聞いてしまいます。
「為時の娘は大人しいから、それくらいの女性の方が付き合いやすいだろう。」
「為時は身分が低いから、相手にならないよな?道長」と、大人しくしていた道長に公任が話を振ってきました。
何とも言えない返事をする道長。


斉信はききょうと両思いのようでしたが、「結婚しても好きな人が出来たら、結婚生活をしながら恋人の家に通えばいい。」という話になったので、
 

まひろは段々悲しくなってしまいました。
 

ずっと大人しくしていた直秀は、雨の中を走っていくまひろを見つけます。
着替えている直秀を見た道長は、直秀の腕の傷を見て、あの夜自分が仕留めた盗賊のことを思い出したのです。
 

道長は、人に矢を射ることに抵抗を持っていたものの、悪いことをした直秀にどう対応するのか気になりました。
直秀もまひろも身分の違い過ぎる相手を思っているけど、身分なんて関係なければ、直秀はまひろを慰めに行くのでしょうか。
 

まひろと道長の恋を応援したいけど、結婚に全くの興味のなかった倫子が道長にポッとしていたところは、気になりました。