映画ファン
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起業家に薦める映画『ロレンツォのオイル/命の詩』

おすすめ度:★★★★☆

10年ほど前に人づてに薦められ、たまたまテレビで放映があり、見ることになったのがこの映画『ロレンツォのオイル/命の詩』でした。その当時、私は自分の健康面から長鎖脂肪酸に興味があり、いろいろ独力で調べておりました。

ひとり息子ロレンツォの難病を救うため、医学知識のないオドーネ夫妻が自力で特効薬を創りだそうとします。これは実話を下敷きにしています。オードネも実名だとか・・

ロレンツォの難病とは副腎白質ジストロフィー、当時、治療法は見つかっておらず、不治の病とされていました。医師も科学者も薬品会社も夫妻を相手にしない中、独自に医学書を読み、研究者に問い合わせ、自らもこの難病の国際的シンポジウムを組織してしまいます。

映画を見る前、息子の難病は長鎖脂肪酸の代謝不良と理解していたのですが、脱ミエリン化を起こす極長鎖脂肪酸を代謝するオイルを見出したようです。エルカ酸とオレイン酸のトリグリセリドを1:4で配合した特定のオイルを想起し、これを作れる老科学者を探し出します。

まさに死に物狂いで作出した『ロレンツォのオイル』、病状が進行してしまうと効果が出にくいようですが、発症前の子たちには有効な治療法だそうです。両親の熱意に感動しました。映画は難病から解放された多くのこどもたちの笑顔で終わっていました。

最近、映画関係のサイトを巡っていると、起業家に見せたい映画の中に、なんとトップで『ロレンツォのオイル』が挙げられていました。両親の決意、行動、執念、成果に起業家魂を感じろ!という趣旨のことが書かれてましたっけ。
私には予想外な観点ではありましたが、なるほど、一人でできる会社設立なるサイトがありましたが、金銭からの発想ではなく、目的意識とやり遂げる執念がなければ、起業は成功しないのでしょうね。

映画『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』

おすすめ度:★★★★☆




『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』、観ましたぁ。

インディ・ジョーンズの4作め。何度も前作の『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』の続編の話があったものの、ハリソン・フォードやジョージ・ルーカスが脚本に納得せず、見送られ続けたそうです。




それだけに満を持しての公開となったわけで、もうヒットは約束されたようなもの。

では、ネタばれにならない範囲でストーリーをご紹介します。




『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』から19年後の1957年が舞台となっています。シリーズでは初めて第二次世界大戦後が舞台となります。今回のインディの敵はナチスドイツではなく、ソ連軍。




冒頭シーンで、いきなりネバダ州にある"エリア51"と呼ばれるアメリカ軍施設内の機密品貯蔵庫へ拉致されて連行されるインディ。その倉庫は最後の聖戦で聖櫃を収めたあの巨大な倉庫。そこで、彼らは不時着して死亡したグレイの死体を探します。その死体にもある水晶で出来た謎の頭蓋骨が今回の大事なキーアイテム。




インディはソ連軍の拘束から逃れますが、共産主義者のレッテルを貼られ、大学を追われてしまいます。そのインディに謎の青年が話しかけてきます。彼との出会いが冒険の始まり。

彼の両親を救い出すため、旅に出たインディ、クリスタル・スカルと呼ばれる、水晶で出来た謎の頭蓋骨が彼を秘密の祠へ誘います。




『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』でインディの恋人を演じたカレン・アレンが27年ぶりにシリーズ再出演。前作ではショーン・コネリーと親子を演じたインディ、「ジュニア」と呼ばれていましたが、今回、実は・・・




無条件に楽しめます。ただ、やはりハリソン・フォードは年老いました。ちょっとアクションシーンがきつそうでした。もう、これが最終作か? いえ、第5作の布石をジョージ・ルーカスはちゃんと打ちましたよ。




タグ:インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国 ハリソン・フォード ジョージ・ルーカス

映画『相棒』

おすすめ度:★★★★★


『相棒』、観ましたぁ。5月に観たのに、感想、書くのちょっとサボってました。
観客動員350万人突破だそうです。ぶっちぎりの一人勝ち状態が続いてますねぇ。水谷豊、とにかく渋くてかっこよかったぁ。


テレビドラマの映画化って、スケール感を出そうとして前半でがんばればがんばるだけ、大風呂敷を広げ過ぎて、後半が尻切れトンボなるんですよね。篠原涼子の『アンフェア the movie』(2007年)なんかもそうでした。テレビサイズのストーリーを飛び出すと、設定が無理になってくるのかな。


でも、『相棒』はおもしろかったですよ。さすがに脚本がよくできてます。
では、ネタばれにならない範囲でストーリーをご紹介します。


杉下右京(水谷豊)と亀山薫(寺脇康文)の二人が挑むのは、「f6」「d4」など謎の記号が記された連続殺人事件です。記号がチェスの指し手を示すことに右京が気づき、無関係に見えた殺人や殺人未遂が結びつくという出だしは、意外性があっていきなり引き込まれます。


3万人の参加者と15万人の観客を集める「東京ビッグシティマラソン」がテロの対象になるという発想も大胆。細菌テロを扱った『アンフェア the movie』の二の舞ではないか、と心配しましたが、二人を翻弄する知能犯とのやりとりも破綻がなく、楽しめましたよ。


ただ、冒頭シーンで海外紛争地域を扱い、これは犯人像を示す伏線なのですが、見るうちに犯人が分かってしまいます。動機や反抗の残虐性にギャップがありすぎるなあと、この1点だけがきになりました。


とはいえ、西田敏行、平幹二朗、津川雅彦らで、脇もしっかりと固められ、文句なしに楽しめる娯楽映画に仕上がっています。


タグ:相棒 水谷豊 寺脇康文


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映画『花より男子~ファイナル~』

おすすめ度:★★★☆☆


花より男子~ファイナル~、観てきました。
道明寺司(松本潤)の感動的なプロポーズから4年が経過したという設定です。花男らしくテンポよく映画のストーリーも進みます。ただ、明らかにおかしな設定が随所にあり、奇想天外な展開ですが、それはそれ、花男ファンなら許せるでしょう。映画館は若いカップルでいっぱいです。ただ、花男を初めてこの映画で体験するという方(希少価値でしょうね)にはキツイ! 


ネタばれにならない範囲でストーリーをご紹介します。

大学卒業を前に、道明寺司(松本潤)とつくし(井上真央)の結婚会見が行われました。ラーメンを食べるつくしの変顔写真が全世界のメディアで報道され、つくしは怒りまくりますが、つくしは現代のプリンセスとして注目の的になります。


その後、結納が行われ、かつてはつくしの天敵であった司の母、道明寺楓(加賀まりこ)からティアラ"ビーナスの微笑"が贈られます。道明寺家に嫁ぐ者に代々受け継がれてきた、時価数百億円ともいわれるティアラです。つくしはあまりに違い過ぎる二人の結婚に疑問を感じます。しかし、その夜、"ビーナスの微笑"がホテルで堂々と盗まれてしまうのです。


"ビーナスの微笑"を追って、二人のはラスベガスへ、そして香港へ。二人の苦境を救おうとF4が勢ぞろいします。花沢類(小栗旬)、西門総二郎(松田翔太)、美作あきら(阿部力)、これに道明寺司(松本潤)が加わり、あいかわらず豪華なメンバーです。


2005年秋季のTBS系金曜ドラマとして第1作がスタートしましたが、当時はこの4人、今ほどのビッグネームではなかったでしょう。彼らは劇中でもそれぞれの分野で大飛躍を遂げていますが(花沢類のみマイペース)、自身、役者としても進化したのです。


とにかく、金のかかった映画です。ラスベガス・香港でのロケも楽しいし、松潤の俺様ぶりも磨きがかかり、アクションの連続ですが、ラストシーン(そう二人の結婚式です)ではほっこりした気分で映画館をあとにできます。真央ちゃんの花嫁姿、かわいいです。


タグ:花より男子 花男 松本潤 井上真央 小栗旬

映画『Sweet Rain 死神の精度』

おすすめ度:★★★★★


いやあ、おもしろい映画でした。妻に誘われて見た映画ですが、大当たりでした。


しっかりした原作(小説)があり、ストーリーが骨太です。金城武と小西真奈美、それに富司純子との共演もとても見ごたえがありました。日テレ系の映画ですが、テレビ屋の仕事をはるかに超え、なかなかの仕上がり。現時点で私にとって今年一番の映画です。


ネタばれにならないように簡単にご紹介します。すごいトリックが隠されていますが、それは映画館であなたが見つけてくださいね。


金城武は死神。時空を行き来する存在です。黒い犬といつも行動を共にし、不慮の死をする人の死を「実行」するか「見送り」かを7日間で判定するのが仕事です。時間を越えた存在なので、流行り言葉や流行には疎く、でも"ミュージック"が大好き。妙にきまじめで、浮世離れした死神像がコミカルです。彼が現れるときはいつも雨。


ストーリーは3つの話がオムニバス風に進みます。ああ、そういう映画なんだ…


第1話はコールセンターでクレームの受付係の仕事をする地味な若い女(小西真奈美)のお話。小西真奈美はノーメークだったそうですが、不思議なリアリティで好演です。いつも「実行」を判断してきた金城武が、なぜか「見送り」とします。彼女の声と彼の"ミュージック"好きがキーワードです。


第2話はやくざの話。急な画面の展開に面食らいますが、任侠に生きる古いタイプのやくざと彼をしたうチンピラが抗争に巻き込まれます。結局、やくざは抗争を生き抜きますが、翌日に死にます。チンピラが生き残って…


第3話は老女が経営する海辺の理髪店。老女には富司純子が扮します。店に現れた金城武を見て、「あんた、死神だろ」と言い当てます。なのに金城を恐れる風もなく、最後の願いだから子供集めてくれと頼む富司純子。店は子供で満員になりますが、その中に彼女が昔、捨てた息子のこども、つまり彼女の孫が会いに来たのです…


店でかけられたCDは"藤木一恵"のものでした。そして藤木一恵とは…
最期の日、金城武は富司純子と海岸で初めて青空を見ます。


死と真っ向から向かい合いながら、なんと軽やかで爽やかささえ覚えるエンディング。エンドロールでもラストに少し流れた曲が演奏されます。誰だろ、歌ってるのは?
エンドロールの最後に、歌 藤木一恵 と表示されます。ええ、小西真奈美が歌っているのですね。

この映画、お薦めします。


タグ:金城武 小西真奈美 富司純子 死神の精度 藤木一恵

映画『犬と私の10の約束』

犬好きな方へおすすめ度:★★★★★


『犬の十戒』が話題になったとき、ウエブ上で探して読みました。訳文も英語の原文も。
私は10年かせいぜい15年しか生きられない、ほんのわずかでもあなたと離れていることは辛い、そのことを忘れないで私を買ってください。もう第1項からウルウルし始め、第10項の最後は私のそばにいてほしい、で号泣してしまった私です。


『犬の十戒』は作者不詳の英文の口伝えで広まった詩です。その『犬の十戒』をベースに書かれた小説『犬と私の10の約束』の映画化です。ハンカチを持って封切の今日、映画館へ行きました。


舞台は北海道。函館から札幌へ、再び函館に戻り、旭川へ。函館の風景がなぜか懐かしさを覚える不思議な既視感。『犬の十戒』が冒頭と最後のシーンで語られ、ゴールデンリトリバーのソックスとあかり(福田麻由子)の出会いから母(高島礼子)の死、犬嫌いで多忙な外科医の父(豊川悦司)とあかりのすれ違い、大人になったあかり(田中麗奈)が獣医になり、恋人との時間が大切になり、ソックスとの距離がみるみる広がり、やがて10年が過ぎて…


この映画、たぶん犬が好きでない方には、犬の10年という時間が本当には実感できないのではないでしょうか? 我が家にも1歳のトイプードル・フー がいます。この犬を飼い始めた頃、私は57歳でした。この犬より先に死ねないなって本当に思いました。それくらい、やってきた子犬はかわいかったんです。

ソックスに我が家のフーの姿を重ねてしまうので、もう冒頭の子犬が現れたシーンからうるうるしてました。すごく楽しい場面なのに…


福田麻由子 は明るく好演でした。田中麗奈へのバトンタッチもスムーズでした。豊川悦司の父親役も存在感ありました。
ただ、犬にうなずかせたり、こまかな演技がじゃまでした。たぶん、犬に興味のない方には駄作に見えるかも…



タグ:犬の十戒 福田麻由子 田中麗奈 ゴールデンリトリバー

映画『L change the World、松山ケンイチがかわいそ!』

おすすめ度:★☆☆☆☆


『L change the World』をご覧になる予定の方は、以下を読まないでください。


L(エル)は変わらず、チャーミングでした。Lは松山ケンイチの間違いなく当たり役ですね。松山ケンイチはこの映画、『L change the World』を撮るべきではなかった、と思います。


『L change the World』は『DEATH NOTE デスノート』のスピンオフムービーです。“キラ”こと夜神月(藤原竜也)を追いつめた、もう1人の主人公“L”を主役にした外伝です。


その存在感でライトを食ってしまったL。松山ケンイチのファンが一気に増えたことでしょう。

デスノートでライトよりもエルに惹かれた人は多かったのではないでしょうか? 私もそんな一人です。ライトとエルの頭脳戦は見ごたえがありました。藤原竜也はまるで舞台でシェークスピア悲劇を演じているようでしたし、松山ケンイチは冷めた視線でライトを追い詰めました。


そのエルが主役の映画が作られる、という早々のアナウンスに、期待はいやがうえにも高まりました。しかし…

封切直後からファンの評価が割れたというか、悪評が高かった作品です。それでも見ないと後悔が残ると思い、映画館へ足を運びました。出だしはデスノートをなぞりながら、ワタリ(藤村俊二)が重要な役回りを演じ、L以外にもFやKといった特殊捜査員が現れて、おもしろそうやんかと思わせてくれたのですが…


今回の敵はそのK(工藤夕貴)。そして特殊メークを施した悪人役に高嶋政伸とその一味。とにかく頭が悪いの一語につきます。そして粗暴。こんなのはLの相手としてふさわしくないのです。走り回り、アクションをする松山ケンイチをあなたは見たいですか?


監督は中田秀夫。そう、リングの監督ですね。感染症を扱いますが、その患者の死亡シーンが残虐だというコメントが多数ありました。まあ、さほどでもなかったのですが、映画の質を貶めたことは事実です。


結局、シナリオが悪い!ストーリーもキャラ設定も全然、デスノートとは別世界。なのにデスノートのキャラがすわり悪そうに動いている、Lの死亡までのカウント、『あと何日』もちっとも緊迫感を与えない。ホラー監督も不適切!


見る価値のない映画です。それでも久しぶりにエルに会いたい、松山ケンイチを見たいという猛烈なファンの方は、ストーリーを追わずに見てください。あ~あ、疲れた…



タグ:L change the World 松山ケンイチ デスノート ワタリ 中田秀夫

映画『スウィーニー・トッド』

おすすめ度:★★★★★


ジョニー・デップ主演の『スウィーニー・トッド』、観てきました。
『こわ悲しい』映画でした。今年一番の映画でした。といっても、今年はまだ始まったばかりですが...


『フリート街の悪魔の理髪師』という副題がついているように、また予告編でも分かるように、殺人鬼のお話です。オープニングシーンで、地下室を流れる血がCGで作られ、実写じゃないだけに不思議な生々しさを覚え、ミンチ機からニューと出てくるミンチ肉が不気味です。その後に起こるストーリーを余すところなく暗示しています。


予告編を見たとき、『シザーハンズ』を連想したのですが、それもそのはず、監督のティム・バートンの作品ですね。『チャーリーとチョコレート工場 』も彼の作品です。


ティム・バートンはイギリス生まれ。この「スウィーニー・トッド」という物語は、イギリスで150年以上も語り継がれ、これまでに何度も小説、舞台やミュージカル、映画などの題材になっているそうですが、「スウィーニー・トッド」の舞台、産業革命頃のロンドンの暗さをティム・バートンは情熱をもって描き切っています。


冒頭のシーンで船から若い船乗りと降りてきたジョニー・デップ、二人が急に歌い始めます。ええ、ところどころがミュージカル仕立てなのです。凄惨なお話が少し和らげられているように思いました。


フリート街で理髪店を営んでいるベンジャミン(ジョニー・デップ)は、美しい妻とかわいい赤ん坊の3人で幸せに暮らしていました。ところが、ある日、悪徳判事がこの美しい妻に横恋慕し、彼に無実の罪を着せて投獄してしまいます。脱獄に成功した彼は、妻が服毒自殺し、娘も判事の家に軟禁状態だと知り、復讐を誓います。


ジョニー・デップを助けるパイ屋の女主人、ミセス・ラベット(ヘレナ・ボナム=カーター)と一緒に恐ろしい復讐劇を開始されます。でも、ラストシーンは意外な展開。一気に悲しい結末へ...


この映画、テレビじゃ上映できないなって思いました。やはりR-15指定です。流れる血の多さは覚悟して観てください。でも、悲しい映画です。



タグ:スウィーニー・トッド ジョニー・デップ ティム・バートン

映画『アイ・アム・レジェンド』

おすすめ度:★★★★☆


ウィル・スミス主演の「アイ・アム・レジェンド」。ニューヨークにたった一人の生存者として残された科学者と彼の愛犬サムのお話です(という予告編でした)。


今回は事前に映画評など見ないで、テレビのスポットCMだけで映画館に行きました。設定がおもしろそうって思ったから。摩天楼に向かって戦闘機の翼の上からゴルフショットを打つシーンなんかもおもしろそって思いました。


で、ネタバレにならないように感想を書きますね。
無人のニューヨークの街を赤いムスタングで疾走し、サムと鹿狩りをするウィル。そんなウィルも日が沈みかけると、ソソクサと帰宅し、厳重に施錠し、サムと一緒にバスタブで銃を抱いて寝ます。何かにおびえるように…

彼がたった一人の生存者になった理由は、画期的ながん治療法が開発され、がんは克服されたかにみえます。ところが、この治療法がたいへんな災厄を人類にもたらしたようです。



------ここからちょこっとネタばれ注意!----------------


後半はちょっと怖いシーンの連続です。
テレビの予告編でもチラっと映ってるんで、いいかなと思いますが、実はニューヨークに住むのはウィル・スミス演じるウィルだけではありません。


ある日、狩りの獲物の鹿を追ってサムがとあるビルの暗がりに飛び込みます。ウィルのあわてようといったらありません。何事かと思わせるほど狼狽して、サムを追ってビルの中に入ります。ビクビクしながらサムを探すウィル、ゾッとする雰囲気が伝わってきます。


やがてある扉の向こうになにかが突っ立っています、複数… ええ、確かに突っ立っているんです。ヒト、なの? でも、なにが雰囲気が違う。


家内はかなりブルってました。こういうの苦手、という人にはお薦めできませんが、私は楽しめました。この映画、何度めかのリメイクで、この映画に触発されて「ゾンビ」が作られたといいます。


なぜ、この映画のタイトルが「アイアムレジェンド」なのか、最後のシーンで明らかになります。
うーん、女性向きじゃないかも…


タグ:アイアムレジェンド ウィル・スミス ゾンビ

映画『ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記』

おすすめ度:★★★★☆

ニコラス・ケイジ主演のナショナル・トレジャー続編です。第1作は先日、テレビで放映されましたね。でもタイトルは『ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記』であり、"2"とは表記していません。


主なキャストも設定も第1作を踏まえていますから、第1作をご覧になりそこねた方は、レンタルでもして事前にご覧になることをおすすめします。『ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記』も展開が速く、人間関係を頭に入れておかないと、冒頭のやりとりについていけないかも。


ところで、この作品、おもしろかったですよ。ニコラス・ケイジ演じるベン・ゲイツと、前作でベンと恋に落ちたダイアン・クルーガー演じるアビゲイル・チェイス博士の冷めてしまった関係をひきづりながら、事件に巻き込まれているプロセスがとってもおかしかったですね。


前半はベン・ゲイツ(ニコラス・ケイジ)の先祖がリンカーン大統領の暗殺にかかわったと濡れ衣をかけられ、敢然と謎解きに挑戦します。パリに自由の女神をたずね、ロンドンの博物館で手がかりをつかみます。ついには大統領を誘拐するという、まあありえない!というシーンの連続ですが、大きなナゾ解きの前半は、『ダ・ヴィンチ・コード』を、宝を探す後半シーンは『インディ・ジョーンズ』を連想しました。2時間の枠の中で、大きなナゾがサクサク解かれていくのに、多少、違和感を感じてはしまいますが… 割り切って楽しんじゃいましょう。


歴代の大統領だけは見ることを許された幻の「大統領秘密文書」。ついにベン(ニコラス・ケイジ)はその文書を目にします。そして、大統領はその47ページに注意するよう促しますが、47ページは以後、まったく話の展開に関係がありません。これはディズニーが次作を考えての布石ではないか、というのがウエブ上でもっぱらのウワサです。かもしれませんね。


タグ:ナショナル・トレジャー ニコラス・ケイジ リンカーン暗殺