市川海老蔵主演の襲名を観た。
歌舞伎に興味なったけど、去年大ヒットした
『国宝』を観たことで気になっていた。
結論としては、歌舞伎を生で観たくなった。
歌舞伎といえば、古典の芸事を歌舞伎座でやるから
馴染みのない現代の若い世代には古臭い時代劇を観てるような感覚。
触れる機会もなければ、面白みもわからん
と思うと思う。まさに私もその1人。
だからなかなか足を運んでまで見る気には
まるで見当もつかない。歌舞伎座?おばあちゃんとかがいくところ?みたいな感覚。
だけれども、国宝もそうだし今回の襲名も
そうだけど、演じる人にフォーカスすると
ひとつの人間劇なんだな。と、思えるようになった。
市川海老蔵が今回市川團十郎の名を襲名するにあたり
今回のドキュメンタリー映画を撮ることになったんだけど、この市川團十郎という名を受け継ぐというのは、
これまでの歌舞伎の歴史の全てを継承するみたいなくらい、この界隈じゃビッグイベント。
今回で第13代目市川團十郎なのかな。
初代なんて元禄何年とかそんな昔のレベル。
第12代が実の父だから当然といえば当然だけど
この襲名のプレッシャーがえぐいというのがこのドキュメンタリーを通じて伝わってきた。
それでもプレッシャーに負けないように
ただ、目の前の歌舞伎の演目をやるだけじゃなく
新しい挑戦や修行、歌舞伎の文化をこの先の未来にどう繋げていくかの試行錯誤、いろんな思いを背負っていく様を魅せられた。
そんな海老蔵にフューチャーして
さて、本番の演技を映画内で流されると、
これは圧巻の迫力。
海老蔵さんの才能ももちろんあるだろうし、演技力もそりゃプロだから当然ある。
でもさらにその1人の人間のストーリーも乗っかってくると、パッション感じて、さらにはその生命力みたいなものもバシバシ伝わってきましたよ。
息子の勸玄くんもデビューするってシーンもあって
またこの子が天才!素人目から見てもわかる!天才!
初舞台でも堂々たる振る舞いに、身のこなし。
セリフもはっきり強弱つけながら緊張や不安や恐れ
不慣れみたいなものがまるで無い。
え、子役でデビューしたてだよね?
なんか絶対スーパースターなるやん、。
もう親父超えるやん。そんなくらい感じた。
なので、市川海老蔵が襲名して團十郎になったプレッシャーはこの実の息子、勸玄くんの天才的プレッシャーも良い意味できてると思う。
ええやん。
これまでの海老蔵さんは歌舞伎座でお目にかかれなかったけど、團十郎になった海老蔵を生でシカト見届け、勸玄くんの天才ぶりを生でシカト見届け、さらには
そこからどう歌舞伎が未来に変わっていくのか
この時代の変化の激しいときに、どうこの古典を残していくのか、また新しくしていくのか。
その変化を見てみたいと思った!
この気持ちが冷めないうちに生で歌舞伎見に行かなきゃ!
このパッションは鮮度が命!
