ネタバレありです。


スタジオジブリ:宮崎駿

『君たちはどう生きるか』


話題作見てきました。

感想をまとめるのがとても大変な作品でした笑


宮崎駿ミュージアムのような世界観を

感じましたね!


カオスといえばカオスですし、

面白いといえば面白い!


なぜカオスなのか、

感想がうまくまとまらないのか、

不思議に思っていろいろ振り返りました。


結論これは

宮崎駿のアート作品です。


僕の中でのアートの定義は

製作者のエゴや情熱、思いをぶつけるのがアート

それを見た人がどう感じるかはその人の自由であり、

製作者は見る人の気持ちを考えながらそのアート活動をしてるわけではない。だからアートは自由です。


もちろんスタジオジブリなので100%宮崎駿の世界観ではないですが、アート要素の視点で見た方が面白いって意味でアート作品感を強く抱きました。


主人公マヒトが冒頭で母を火事で亡くし、精神が不安定のまま父の再婚相手の実家で新しい生活を始めなきゃならない辺りは、まだまだ小さい少年の心にはなかなか

負担があっただろうし、転校先の学校でも同級生とケンカになったり現実世界では辛い事が重なって

それはそれは最初の始まりは穏やかではありませんでしたね。


自分で自分の頭を石で傷つけて父親や新しい母に心配させるのも複雑な心境で、


マヒトはそんな現実が少々辛く、その心の安定場所として虚構の世界を夢想したのが下の世界ってのも考えられますね!



青鷺による下の世界への誘惑で

物語はどんどんファンタジーの世界へと進むのですが、

その後の展開はもうほぼほぼ支離滅裂で

その世界観を理解するのがとても

難しかったです。ここは見る側の視点よりも

作者の視点が強いように思い、途中から

これはストーリーや展開を追うような作品ではなく、

アートとしての視点で見る方が面白いかも。と

思うようになりましたね!


フワフワが、可愛かったり兵士のインコ達も何故か憎めないキャラで、ヒミは力強く頼りになる女性でジブリらしい感じがしました。


下の世界を支えてるお叔父様から引き継ぎ人の誘いを

受けたマヒトですが、ヒトにとっては

この世界を守り築いてほしいと言われていて、

残る選択もできたんだけれども、

現実世界に公正して戻る選択をしたマヒトくんは

偉い!

そんな思いが強く残りましたね。


マヒトはこのファンタジーの世界で

新しいお母さん、夏子さんのことを

お母さんと呼ぶシーンがあり、

マヒトなりに新しいお母さんを認めて

現実を受け入れるかのような場面もあり

この世界を通してマヒトは

現実世界での成長や適応を成し遂げようと奮闘して

いたのかもしれないですね。


そう思って振り返ると

マヒトの成長記録でもあり、

辛い現実はたくさんあるが、選択肢はある

虚構の世界に残るのも選択

現実の世界に戻るのも選択で

まさに君はどういきるか?

を問われてるような映画だった。

マヒトの勇気や現実に向き合う姿勢から

僕はとても勇気をもらった。

ありがとう。

見応えのある作品でした!