不良ピアニスト!
『パリに見出されたピアニスト』なんだか珍しい設定の映画でしたね。
ピアノ版「あしたのジョー」とでも言いましょうか。
ピアノの才能を見出された不良少年マチュー。
(もちろんピアノ経験者ですよ)
それが、有名音楽院の講師のおっさんピエールの目にとまり。
なんやかんやで有名コンクール優勝を目指すのですが。
なんやその設定!笑
日本でも、企画的にあったりするじゃないですか。
街なか駅にポツンと「ご自由にどうぞ」のピアノ。
そこで弾いてて、目にとまるって言う。
なんやそれ!笑
そんなことある?
普段練習しまくってるならまだしも
近所のゴロツキと悪さばっかりしてる輩が?
なんて思いながらも。
こういう、若者の成長譚は好きなもんで。
恋あり、挫折ありで、少しずつ一人前になっていくマチュー。
ピエールはピエールで、彼に全てを賭けていて。
さらにもう一人のコーチも、なかなかのクセモノ。
それぞの人生を左右する物語は熱く。
クライマックスは、昔ながらの手法かもしれませんが
気付けばきっちりと手に汗握ってスクリーンを見入っている自分がいました。
ベタって素敵ですやん。笑
「パリに見出されたピアニスト」
9月27日公開予定ですよ。