実話!


世界で最も貧しい国の一つマラウイ。
その中の、貧困と日照りにあえぐ村で、風車による自家発電に成功した少年の実話がベースです。

いや〜、これは良かった。
めちゃくちゃ良かった。

生きることって大変だ。
その生きる上で、電気という存在にどれだけ助けられているか。

主人公ウィリアムの村は、貧困中の貧困。
学校はあるが、収穫の少ない年は学費がなくて退学になる子供が続出。
さらには干ばつで畑は干上がり
村人同士で強奪が始まる惨状。

単純に考えて、中学生が抗える状況ではないのです。
村を出るにも若すぎて。
ひたすら家業を手伝い、少ない食料を家族で分け合い。
ただただ環境に流され、状況が良くなるのを待つしかないのです。

なのにウィリアム少年は!
ある日、村を良くできるとひらめき。
しかし、それを実行するには、あまりにも力が無く。

お金もない、物もない、知識も足りない、なにより頑固な父の協力がない。
でも、そんな父の気持ちも分かるのです。
息子の語る未来よりも、家族の今日の食べ物が大事なんですから。

そこをどうクリアしたのか?

絶望からの光明。
実話ベースですし
こんなもん、オチが分かってる映画なんですが
なのになのに
いつの間にか泣いてる自分がいました。

知識は尊い。
もっと勉強しとけば良かったな〜笑