恋愛ファンタジー!


『九月の恋と出会うまで』
北村志織(川口春奈)は、個性的な管理人(ミッキー・カーチス)のいる風変わりなマンションに引っ越してきた。
その一室に住んでいるのは、小説家志望のサラリーマン・平野進(高橋一生)。
ある夜、志織は自分の部屋の壁から「一年後の未来から話しかけている」という男の声が。
その声は、訳あって平野を尾行して欲しいと言う‥‥。

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松尾由美さんの小説が原作です。
監督は山本透さん。

ほんのりファンタジーな淡い恋愛映画。
嫌いじゃないんですよね~。

壁の声から始まった、不思議な体験。
いつしかそれは、志織の命が危ういという話に発展。

そこが肝なわけですけど
あくまでそれって、「進の仮定の話が本当だったら」という説で。

ストーリーに説得力を持たせるために、何か一つでも
「本当にこんなことになった!」
みたいな何かが欲しかったです。

しかし、川口春奈さんって、こんなにかわいかったっけ?
いや、前からずっとかわいいですよ。
初めてauのCMで見た時からめちゃくちゃかわいかったですけど。

でも、テレビで見てかわいいタレントやアイドルさんが、映画で輝くかどうかは、不思議なことにまた別の話で。
(お芝居の上手い下手ではないですよ)
偉そうにすみません。
この映画の川口さんは、今まで観た川口さんの中でも、なんだかえらい輝いてらっしゃいました。

年末の「笑ってはいけない」で見た、スケ番バージョンの川口春奈さんを見て以来
僕の中で、川口春奈さんの存在が二段も三段も上がってるんですけど
この映画で、さらにもう一段上に来ましたよ。
重ね重ね偉そうにすみません。

はてさて、そんな志織の命運は?
進の想いは?
終盤ちょっと駆け足感がありましたが、僕はラストまで惹き付けられました。

女優・川口春奈さんの今後が楽しみっすな~。