銃夢!
『アリータ バトル・エンジェル』没落戦争から300年経ち、地球は空中都市「ザレム」と、そこから出された廃棄物が積み上がる「アイアンシティ」に分断されていた。
アイアンシティのサイバー医師のイド(クリストフ・ヴァルツ)は、古い少女型サイボーグの頭部を拾う。
記憶を失っていた少女は修復され、アリータ(ローラ・サラザール)と名付けらた。
アリータは、ふとした拍子に、ずば抜けた戦闘能力を持っていることが判明。
さらには、かつて戦場に身を置いていた記憶の一部がよみがえり、アリータは混乱する‥‥。
---------------
監督は「プラネット・テラー in グラインドハウス」「マチェーテ」などのロバート・ロドリゲス。
製作・脚本がジェームズ・キャメロン。
原作は本城ゆきとさんと「銃夢」。
絶対観るでしょ!これは。
いやもう、理屈抜きで面白いです。
貧富の差の極みに達した、未来世界のいかがわしさとカッコ良さ。
薄汚れたスラム街なのに、生きる人の力強さと生活の知恵に魅力を感じてしまうような。
そして、目まぐるしくも流れるようなバトルシーン。
とにかくかっこええんですよ。アリータが。
ジャンク丸出しの敵も良いですしね。
そんな世界観にどっぷり浸っているうちに
気づいたらクライマックス!
僕の中では、悪役の印象が強いクリストフ・ヴァルツ。
今作はアリータの父親的な役割ですが、果たして‥‥?
実写とCGが融合したSF映画は、もう今や珍しくないですけど
間違いなく、現時点での最高峰じゃないですかね。
こういう映画は、今、映画館で観てこそですよ。
世界中でドーン!と公開される映画の原作が日本発って、なんだか誇らしいですね。
これから先の展開も期待できそうですし
ぜひとも続編をお願いいたします!
☆個人的見どころ
・バトルエンジェルっぷり
・無骨で荒々しい武器の数々
・恋の行方