リメイク!


『サスペリア』
ベルリンの世界的舞踊団入団を目指し、アメリカから渡ってきたスージー(ダコタ・ジョンソン)。
オーディションでカリスマ振り付け師のマダム・ブランに認められたスージーは、次回公演の大役に抜擢。
しかし、その舞踊団では、ダンサーが次々に行方不明になるという事件が起こっていた。
ダンサーの中に患者もいた心理療法士クレンペラー(ルッツ・エバースドルフ)は警察に届け、自らも調査を開始。
そしてその舞踊団が、とてつもない闇を抱えていることを知る‥‥。

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監督は「君の名前で僕を呼んで」などのルカ・グァダニーノ。
1977年製作の「サスペリア」のリメイクです。

いやもう、とんでもねえグロいっすな。
怖いよりグロいが圧倒的に勝ちました。

でも!

たまに「グロ美しい」が入ってくる不思議。

舞台はほぼほぼ、その舞踊団の建物。
なのにいつしか、どんどん地下深くに潜って行くような錯覚に。

しかも、深く潜れば潜るほど、広がってるんですよね。
最初は、舞踊団幹部のおばはんらの悪ふざけかと思っていたら
気づけば、そんなレベルではない話に。

確かに引き込まれましたし
印象に残る(えげつない)シーンもいっぱいありましたが
僕はちょっと、負の力が強すぎてしんどかったです。


☆個人的見どころ
 ・踊り狂うクライマックス
 ・どうなるスージー
 ・ちょい役っぽくてもったいないクロエ・グレース・モレッツ