大泉洋×北海道!


『そらのレストラン』
北海道の海の見える牧場で、乳牛を飼いチーズ作りをする亘理(大泉洋)。
近所に来た新人の神戸(岡田将生)や、農家の石村(マキタスポーツ)らと、青空市場に出品。
そこに訪れた有名シェフが、自分達の食材をおいしく調理してくれたことに感動。
この喜びをみんなに伝えようと、1日限定のレストランを開くことに。
そんなある日、亘理のチーズ作りの師匠である大谷(小日向文世)が倒れ‥‥。

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「しあわせのパン」「ぶどうのなみだ」に続く、大泉洋主演の北海道シリーズ第3弾です。
監督は、「サクラダリセット」などの深川栄洋さん。

とにかく北海道の美しさが印象的で。
夏でも陽射しが優しいからでしょうか。
空や海、緑の色が、どこか淡くてはかなくて。
それが、水彩画のように広がり
人や動物たちを包みこんでいるのです。

そんな広大な大地からとれた食材の、これまたおいしそうなこと。
映画館の近くで「北海道物産展」やってたら迷わず寄ってたでしょうね。
そして間違いなくチーズを買ってた!笑

さらには、亘理の妻のこと絵(本上まなみ)をはじめ、神戸や石村など、それぞれ訳ありの過去があり。
それらを全部引っくるめて包みこんでくれそうな
北海道という大地の魅力を感じることもできました。

ただ、個人的に思ったのは
何かしら、波風を起こそうとしすぎてる気がして。
特に亘理の心の揺らぎ部分とか。
あと、詳しくは控えますが、人と組織のいさかいも。
何となくですが、無理に入れてる気がして。

確かに、何も起こさないというのは、映画として勇気がいるんでしょうけど。
大きな事柄は何も起こらなくても、観ていられそうな雄大さが、僕には垣間見えたので。

特に、全編にわたってちょいちょい出てくるUFOのくだりは、特に。笑
好きですけどね、UFOの話。
この映画に関しては、余計だったかなー。

あー

おいしいチーズ食べたい!


☆個人的見どころ
 ・北海道
 ・人と自然の関わり
 ・大谷さんちのチーズ!