ファンタジー!


『くるみ割り人形と秘密の王国』
14才の少女クララ(マッケンジー・フォイ)は、お洒落や遊びよりも、機械いじりが大好き。
ある日、そんな彼女の個性を認めてくれていた母親が亡くなってしまう。
悲しみにくれる中、クララはひょんなことから、不思議な秘密の王国に迷い込んでしまった。
そこで彼女は、自分のことをプリンセスと呼ぶくるみ割り人形たちに出会い‥‥。

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監督はラッセ・ハルストラムと、ジョー・ジョンストン。

王道のクリスマス映画でしたね。
他人とは少し違った、変わった子扱いされている女の子。
そのせいで、自信も意固地になってるところがあったのですが
秘密の王国での不思議な経験の数々で、生きるために大事な何かを学び、成長していく物語です。

映像が美しく、良い意味で変で。
すごく引き込まれたのですが。

どうにも、ヒロインのクララの思い込みが強すぎるように感じられて。
「自分は誰からも愛されてない」
みたいな。
全くそんなことないのに。

そこに違和感があるのに、そのままグイグイ進んで行くので
僕はどうにも入り込めずでした。

きっと子供も楽しめるように作られてるとは思うんですけど
途中、トラウマになりそうな怖キモいシーンもあったり。ピエロ。
あれ大丈夫なんですかね?

キーラ・ナイトレイが、ヘレナ・ボナム・カーターみたいなことしてるのも、なんだか馴染めず。
好きな女優さんなんですけどね。

もちろん好みなんで、好きな人は浸れる映画だと思うんですけど。
僕には合わなかったです。


☆個人的見どころ
 ・でけえ王女人形
 ・暴れるキーラ・ナイトレイ
 ・怖すぎるピエロ攻撃