お世話になってるご近所のご夫婦がいまして。
昨日の夜、「こんなハガキが来たよ!」と奥さんが駆け込んで来ました。
なんだこれは。
総合消費料金未納分訴訟
最終通知書。
何だこの漠然とした請求。笑
「あ~、詐欺ですね、これ」
「そうなのよ。何で分かったの?」
「いや分かるでしょ!笑」
と言ったものの、慌てる人はいるやろうなあ。
奥さんも最初はかなり慌てた様子。
「こんなの何の請求かも分からない、雑なハガキありえないですよ」
「そうよねえ。まあ一応電話はかけたんだけど」
かけたんかい!
「ダメですよ!かけちゃ!何て言ってました?」
「それが出なかったの」
出なかったんかい!
やるならもっと本気で取り組めよ。笑
ハガキにはこういう文言もあります。
「ご本人からご連絡を」
これはつまり、個人情報を集める目的もあるということ。
ハガキなんて、玄関に表札が出てれば誰でも送ることができるんですから。
もし番号通知でかけてしまったら、相手はプラスして電話番号も得てしまうのです。
個人情報が揃えば揃うほど、詐欺のカモになりやすいですからね。
ちなみに上記の住所
千代田区霞ヶ関3-1-7
を地図アプリで検索すると
それっぽい。笑
でも少なくとも
民事訴訟管理センター
なんてありません。
ちなみにその奥さんは一応警察にも行ったらしいのですが
「これは詐欺なんで無視して大丈夫です」
と言われたそうです。
迷惑メールだとか、電話のなりすまし詐欺とかはもう、すっかり有名になりましたからね。
アナログな「ハガキ」という手段ですが、そこには自分の住所と個人名が書かれていて届いたわけですから。
ドキッとする気持ちは分からないでもないです。
そこを狙った詐欺なんでしょうね。
(※一昔前にも同じ手口が流行ったそうです)
皆さんも引っ掛からないように注意して、できれば身近にいる人たちにもこの事を教えてあげてください。
足の間から出てきたのでカメラを向けたら「かわいーポーズ」をしてくれた息子(2歳)。
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