アンソニー・ホプキンス！
『ブレイン・ゲーム』
手がかりをほとんど残さない連続殺人犯を追う、FBI捜査官のジョー（ジェフリー・ディーン・モーガン）とキャサリン（アビー・コーニッシュ）。
捜査に行き詰まった二人は、ジョーのかつての同僚で、特殊能力を持つクランシー博士（アンソニー・ホプキンス）に協力を依頼。
愛娘を亡くしてから、隠れるように暮らしていたクランシーだが、事件が気にかかり協力することに。
捜査を進めていくうち、あることが分かった。
それは、犯人はクランシーを越える能力者だということだった‥‥。
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主演のアンソニー・ホプキンスが、製作総指揮にも名を連ねております。
監督はアフォンソ・ポヤルト。
やはりアンソニー・ホプキンスは凄いなと。
冒頭から、放っている存在感の異彩っぷりが。
スクリーンに映るたび、めちゃくちゃ引きつけられてしまいました。
その彼が演じるクランシー博士。
遺体に触れると、その人の今際の記憶が頭をよぎり
生きてる人間なら未来の姿が頭をよぎるという、特殊能力の持ち主。
しかし、あることがあって、人を避けるようにして生きていたのだが‥‥。
設定は凄く引き込まれたんですよね。
能力者ｖｓ能力者。
クランシー博士の過去。
連続殺人犯の動機。
必死に食らいつこうとする、女性捜査官キャサリンと
冷たくあしらいつつも、どうしても気になるクランシー博士の関係性も何だか良くて。
ただ、肝心の強敵との対決シーンが。
その特殊能力が、どこまで何ができるのかが、どうにもはっきりしなくて。
そういったあやふやさが、せっかくの緊張感を少し削いでしまっていた気がします。
「ブレイン・ゲーム」（邦題ですけど）
というくらいの緻密な頭脳戦を期待していたのですが
意外と雑に感じてしまいました。
ラストには、意外な事実も判明して
グッと来るシーンもあり。
ヒューマンドラマとしても見応えがあったんですけどね。
はてさて、事件の結末は？
そして、クランシー博士が背負っている過去とは‥‥？
☆個人的見どころ
・アンソニー・ホプキンスの存在感
・家族の絆
・捜査官キャサリン何かエロい