世界中で愛されているうさぎ。


『ピーターラビット』
イギリスの田舎町に、心優しい画家志望の女性ビア(ローズ・バーン)と、いたずら好きのうさぎ・ピーターと仲間たちがすんでいた。
うさぎ嫌いの隣の老人が亡くなり、ピーターたちは夜毎その一軒家で大宴会。
そんなある日、隣の家に、神経質な若者マグレガー(ドーナル・グリーソン)が引っ越して来る。
マグレガーはビアに惹かれるが、ことあるごとにピーターが邪魔に入る。
怒ったマグレガーもついに反撃に出るが、事態は思わぬ大惨事を招き‥‥。

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世界中で親しまれているビアトリクス・ポターの人気絵本が実写映画化です。
監督は「ANNIE/アニー」などの、ウィル・グラック。

とにかくウサギたちがかわいい!
本当にCGなのかと。
アップになるたび癒されました。

動きもコミカルで。
スクリーン狭しと暴れまわってましたよ。

なんですが。
「いたずら好き」と「意地悪」は、似て非なるものではないかと。
ピーターたちのは、いたずらの度を越えてますからね。

それはきっと、お国柄の違いもあるんでしょうけど。
たまにテレビで見かける「世界のドッキリ番組」みたいなのでは、「急にまくらでぶん殴る」とかがあったりしますし。笑

そして二人の人間たちも。
マグレガーは、登場のシーンから度を越えた神経質で。
それが、ビアとの出会いによって心を入れ換えられて‥‥
ならまだ分かるんですけど。

ビアはビアで、妄信的な動物愛護主義者で。
どれだけ他人に迷惑をかけたり、害獣であったりしても
「動物がかわいそう」
の一点ばりなので。
それはちょっとな~。

なので僕は、いまいち二人にもウサギにも、誰にも肩入れできずでした。
でもまあ、コメディは好みで分かれますからね。
僕のおカタい部分が出てしまいました。笑


☆個人的見どころ
 ・うさぎかわいい!
 ・風景きれい!
 ・そして決着は?