実写化!


『鋼の錬金術師』
エドワード(山田涼介)とアルフォンスの幼い兄弟は、急死した母を蘇らせるために、錬金術で禁止されている「人体錬成」を試みる。
しかし大失敗をしてしまい、エドは左足を、アルは体の全てを失ってしまう。
自身の右腕と引き換えに、アルの魂を鎧に定着させてその場をしのいだエド。
数年後エドは、失った部位に機械鎧(オートメイル)を装着し、国家錬金術師になり、「鋼の錬金術師」と呼ばれるまでになっていた。
兄弟は、失ったアルの体を取り戻すため、「賢者の石」を探す旅に出る‥‥。

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荒川弘先生原作の大ヒットコミックの実写映画化です。
監督は、「ピンポン」「ICHI」「あしたのジョー」などの、曽利文彦さん。

人気マンガの実写化映画が、何かと物議をかもしている今日この頃。
僕は原作を未読なので、フラットに観れるかなと思って、気兼ねなく観賞。

國村隼さんや小日向文世さんといったベテランから
大泉洋さん、ディーン・フジオカさん、佐藤隆太さん、本田翼さん、夏菜さんなどなど、中堅・若手の人気役者さんまでズラッと出演されていて。
CGも素晴らしく綺麗でした。

でも、これは好みの話になっちゃうんですけど
中世ヨーロッパのような舞台なのに、日本人キャストの皆さんが金髪にして演じているのが、どうしてもずっと慣れなくて。

これがきっと、舞台などで生で観る演劇とかなら、印象も変わるのかもですけど
CGやセットで、背景をよりリアルにしてあったのが、逆にお互いの違和感を増したのかなと。

ストーリー的にも、原作の要所要所をかいつまんだのか
それぞれのキャラや関係性の、深い部分まで見えて来ずで。

もろもろに戸惑っているうちに、気付けばラストに
と言う印象でした。
なので、役者さんたちは皆さん熱演だったのですが
僕はどうしても入り込めず。

そんな中でも、すげえ!と思ったのは、敵のボス・松雪泰子さん。
まさに魔女。美魔女。
45才?僕と一緒?
どんだけきれいやねん!バケモンか!(超誉め言葉)
美しさ・妖しさ・強さ・そして艶やかさを兼ね備えた、完璧な美魔女でした。

原作を知ってる方の感想は、どうなんやろうか。
読もう読もうと思って後回しにしちゃってる原作を、早く読まねば。


☆個人的見どころ
 ・リアル美魔女・松雪泰子さん
 ・賢者の石の秘密
 ・最強指ぱっちん師のディーン・フジオカさん