アーロン・エッカート!
『ドクター・エクソシスト』
悪霊に取り憑かれた人の潜在意識に入り込んで除霊をする、腕利きエクソシスト、セス・エンバー(アーロン・エッカート)。
彼はかつて悪霊に妻子を殺され、自身も車椅子が必要な体となっていた。
ある日バチカンから、11才の少年キャメロンに取り憑いた悪霊の除霊を依頼されたセス。
バチカンからの仕事は受けないことにしていたのだが、執拗な依頼に渋々様子を見てみることに。
すると驚いたことに、キャメロンに取り憑いていたのは、セスの妻子の仇でもある悪霊「マギー」だった‥‥。
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監督は、「カリフォルニア・ダウン」などの、ブラッド・ペイトン。
「幸せのレシピ」から、アーロン・エッカートが好きなんです。男前なので。笑
ホラーの主演をやると言うので、鑑賞に。
こういうホラーは、もれなく取り憑かれる子役が上手いんですよね。
この映画のダヴィード・マズーズ君も、例に漏れず。
「ほんまに取り憑かれてる?」
と、ちょこちょこ心配になりましたよ。ほんまに。笑
エクソシストと名がついてますが、セスは除霊を科学的に考えていて
取り憑かれている相手の潜在意識に入り込み
意識の中の本人とコンタクトを取り、正気に戻らせるタイプで‥‥という前振りだったのですが。
そこまでがっつり科学でもなかったんですよね。
かなり特異な能力ですから、もう霊的なアレですやん、と。
どうせならば、もっと科学に寄せてしまっても良かったんじゃないかと。
いろいろ機材は使ってましたけど、なんの役目なのか、あまり触れずでしたし。
もろもろ含め、「どの映画」とかはないんですけど、全体的に、どこかで観たことある感が漂っておりました。
贅沢ですけど、ホラー映画はいろんなパターンが出尽くしてますからね。
エクソシスト(祓魔師)系も。
だからこそ、新しい試みなどが入っていれば、心惹かれるわけですし。
とか思いながら、原題を見てみたら、「INCARNATE」。
「化身」「人間の姿をした」みたいな意味らしいのですが
「エクソシスト」入ってないんかい!
祓魔師の映画に邦題で「エクソシスト」つけるの、もう辞めればいいのになあ。
どうしてもB級感が出てしまうから。
☆個人的見どころ
・マギー強すぎ
・子役、上手すぎ
・対決の行方