TAK∴=坂口拓さん主演!


『RE:BORN リボーン』
石川県加賀市で、サチ(近藤結良)という少女と暮らしながら、寂れたコンビニで働く黒田敏郎(TAK∴)。
実は彼は、かつて最強の傭兵部隊にいた、伝説の傭兵だったのだ。
しかし今は、訳あって身を隠すように暮らしていた。
ある日その町で、殺人事件が発生。
それは、「ファントム」と呼ばれる謎の男(大塚明夫)からの、敏郎へのメッセージだった‥‥。

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アクション監督の下村勇二さんの作品です。
斎藤工さんやいしだ壱成さん、篠田麻里子さんも出演しておられますよ。

これはなんとまあ、重くてハードなアクション映画でしょうか。
例えばジャッキー映画のような。
人混みの中を大声で追いかけあい、野菜売りの露店に突っ込んだり
アクロバティックなカンフー技が飛び出すような作品とは真逆で。
(好きですよ)
とにかくリアルな、戦場でのプロ同士の実戦を突き詰めたような映画でした。

映画として見せたいことが、はっきりしてましたね。
実戦的なアクション。
いろんな武器での攻撃法。
いろんな武器への対処法。
相手が複数の場合など。

見栄えよりも合理性。
いかに素早く手早く、相手を戦闘不能に陥らせるか。
それを延々と見せつけてくるとは、なんて行ききった映画だ。笑

ただ、それによってストーリー説明が、若干不親切なものに。
いや、大まかな流れはちゃんと掴めるんですけど
傭兵たちや部隊のバックボーンが
何かありそうに見せておいて、特に詳しくは説明しないっていう。

これはもう、実戦派アクションが好きな人のための映画ですね。
動きのスピードとキレと迫力、そして敵と対峙した時の緊張感が半端やないですから。

人混みの中での、まわりに気付かれない殺し合いと
クライマックスのバトルは、特に見応えありですよ。


☆個人的見どころ
 ・実戦格闘アクション
 ・人混みの中で
 ・大塚明夫さんのセクシーヴォイス